英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

体臭

上の子のお友達がお泊まりに来ておりました。
お賑やかにおしゃべりをし、これは夜中まで寝ないコースか?と思いきや、10時半には寝息を立てて一安心です。
私が寝る前にもう一度部屋の確認で閉めてあったドアをそっと開けて中をのぞいてみたら、寝相は激しめですがしっかり寝てたし。
よしよし。

で、締め切ってた部屋を開けた時に気がついたんですが、うちの子ではない子供のにおい、悪い意味じゃなくて、よそのおうちの洗濯物のにおいとその子特有の体臭が混じった感じってあるじゃないですか。
部屋を締め切ってたからそんなものに気がついて、確実によその子がいる、という現実を鼻から感じた夜でした。

そんなことを考えていたら、数年前にあった出来事も蘇ってきました。

あれは下の子が生まれてすぐの夏。
日本で同僚だったオットの友人がイギリスに里帰りしてきていたんですが、イギリスに買った自宅は貸し出しててテナントがいるので泊まれないってんで友人宅を転々として1ヶ月過ごす計画を立て、その中に我が家も組み込まれてました。

うちには新生児がいるのに、アイツ、来るのか。
そうか…
いいけどさぁ…

そんなことを思ったんですけど、意外にも上の子と庭で一緒に遊んでくれたりなど面倒をよく見てくれて、ちょっとだけ感心しつつも、毎年里帰りの時は友人宅泊だから手慣れてるんだろうな、と。

夜になって、オットと友人はせっかくだからパブに行ってくるわ、と出かけていきました。
地元に気になってるパブがあったけど一人で行くのもアレだし、友人がいる今ここぞとばかりにウッキウキで。
そしてむしろ奴らがいない方が私ものんびりできるので、さっさとお風呂に入って下の子と一緒にうたた寝していたら真夜中にホクホク顔の二人が帰ってきました。

季節は夏。
日本よりはるかに涼しいとは言っても夏。
そんでもって飲んだくれてきてるわけですから、汗もかいてるし酒臭いわけですよ。
なのでまずは客人に「寝る前にシャワー浴びてきてさっぱりしなよ」と真新しいタオルを渡しました。

が。

「えー、いいよいいよ、明日の朝入るから。汗かいてないし。もう寝るよ。」
などと、ちょっと気を使ってるっぽいけど酔っ払っててめんどくさいからというのが丸わかりな言い訳。
でもね?
汗臭いだけじゃなくて、あんた、ワキガじゃん、と。
本音が出かかりましたがついつい言葉を選んでしまい、酒臭いから子供に悪影響でしょ!と、子供をダシにして友人を無理やりバスルームに押し込めた悪い母です…

↓イギリスには匂いで誤魔化す系はあるけど消臭ってのは見たことないのよね↓