英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

一見さんお断り

上の子のクラスのママさんからグループメッセージが入りまして、もう先生方へのクリスマス・プレゼントの集金が始まることになりました。
今年はやけにスタートダッシュが早いなぁ、なんて思ってたら「12月に入ると他にもいろいろ入り用になってくるから」というご配慮だったようです。
言い出しっぺママさんが集金してプレゼントを用意してくれるそうだったので早速その話に飛び乗りました。

で、支払いをする段になって、指定してきたのがPayPalの口座。
自慢にならないけど、私、PayPalのアカウント持ってません。
今まで使う機会もなかったってことはこれからもほぼ使う機会なんてないだろうから、このためだけにアカウントを作りたくない。
ひょっとしたらオットが持ってるかもしれないと思って聞いてみたら、はるか昔に作った記憶はあるけど、ログインのための詳細とかすっかり忘れた、だそうです。
だよね〜。

ってことで、個別にこっそりママさんにメッセージを送って、申し訳ないけど銀行振込か、時間があえば現金で直接お渡ししてもいいですか?と聞いて口座番号を教えてもらいました。
早速ネットバンキングで送ろうとしたのですが、相手先のSort codeが見たことない番号。
ソートコードってのは12-34-56みたいな感じで、最初の二桁が銀行のコード、その後ろが支店コードだと思っていただければわかりやすいかと。

私ね、イギリスに来てから専業主婦になるまで、仕事で振込業務なんかもやってたもんで結構な数を見てきてまして、このコードでどの銀行かはわかるんです。
でも今回のは見たことない。
タイプミスかもしれないけど、私が知らないだけかもしれない。

で、調べてみた。

本物のお金持ち、お貴族様、なんならロイヤルファミリーなど高貴な皆様が口座をお作りあそばす、下々の私なんかが知る由もない銀行様でした…預金者が自分で出向いて口座を作るんじゃなくて、あっちからお誘いが来ないと口座を作れないような銀行なんて映画の中だけだと思ってたんですけど、あるところにはあるもんなんですねぇ。
結構なお金持ちさんと商売してたつもりだったけど、上には上がいるもんだ。

で、振り込もうとしたらエラーコードが出る。
時間をあけてトライしてもやっぱり謎のエラーコードが出る。
私の銀行に電話して聞いてみても、私の口座の方はなんの問題もないから相手方にもう一度詳細をきちんと確認してからやってみて、としか言われず、ママさんに聞いてみても詳細はOKって言うし。

オットの口座からやってもらったんですが、こちらも「相手方の詳細が確認できません」とエラーコードが出て、オットと二人で首を傾げつつ「下賎な者からの振込は受け付けないくらいプライドが高いのかな?」などと冗談を言いつつ、ママさんには”エラーが出るからちょっと待ってください”と、まるで高々千円ちょっとの支払いを渋って言い訳しているような連絡を入れるハメになりどっちかって言うと私のプライドがへし折られてます…

↓プライド…↓