英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

陪審員 2

何やら、京アニ事件の裁判とSK-Ⅱの売上激減のニュースがBBCのWeb版でも報じられててちょっとびっくりしてるしゃーくちゃんです。
前者はまあ、判決が判決だからイギリスで騒ぐのは理解できますが、後者ってイギリスでもそんなに認知度があったっけ?と。
一時期シュウウエムラとかDHCとかが頑張ってた記憶はありますが。

知名度よりも、売り上げが激減してしまった背景の方がイギリス的に興味深かったのかもしれないですけどね。
これを機にイギリスでももうちょっとお手頃に買えるようにしてくれないかな、各メーカーさん…無理だろうけど…

裁判といえば、下の子の学校からメールが来まして「担任のXX先生が陪審員で招集されたので来週の授業は◯先生と△先生が交代で受け持ちます」って言われました。
教師たりとて陪審員の招集からは逃れられないんだなぁ、と。
そんな感想をお迎え時間に割とよく話をするママさんに言ったら、彼女は「実は私も去年の6月に招集されて、でも6月は仕事のピークだから暇なこの時期に延期してもらって先週裁判所に行ってきたのよ〜」ですって。

ママさんはウェディング関連のお仕事をされてるので、そりゃ当然6月なんて無理に決まってますもんね。
ってことは、学校の先生も「そこは授業があって無理なので夏休み期間中にしてくれ」って言う事もできるはずですが、授業よりも自分の長期休暇をキープしておきたいって事なのかしら?と邪推。
まあそうだとしても、そこは労働者の権利なんだけどさ。
いつも「大人の権利」は優先されるけど「子供の学ぶ権利」が一歩後ろになってる気がしてて、でもそんなこと公共の場で言えないからここで愚痴っておきます。

なお、ママさんの招集は、朝イチで裁判所に行って待合室でひたすら待たされて1日が終わる、というのを1週間続けて、結局陪審員として席に座ることがなかったそうです。
待合室に50人くらいいる人からまず20人くらい別室に呼ばれて、裁判の内容をざっと説明され、その20人からさらに12人がランダムに選ばれる形らしいんですが、彼女は奇跡的にも全部の抽選にはずれたって言ってました。
それはそれですごい確率。
せっかく時間作って行ったんだからせめてどれかには参加したかったのに、だそうで。

あ、それで思い出した話を次回。

↓今猛烈に悩んでる商品。ジャガイモでやっても美味しそうだな、と…↓