英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

洗濯機サーガ 4

そしていよいよ洗濯機取り付け作業の日。

予定時間よりもちょっとだけ遅れて来たのは配送の時とは別のおっさん。
入ってくるなり「え?取り外してないの?俺は取り付けだけ指示されてるんだけど?困るんだよねー」とか初手からイラつくことを言いつつ、それでもまあ取り外しの作業を始めたので今は何も言うまい。
本部と作業員のコミュニケーション不足など私が対応することじゃないもんね。

配管を外して、次に電源を外すとなった段でおっさんが「あれ?電源ってこれキッチンの下を通ってるの?」と聞いて来ました。
ええ、巾木の裏のスペースを通過して壁にある電源に刺さってますが?
そう教えたら「あー!ダメダメ!俺らキッチンの構造にはさわれないの!今あるやつを外すのは引っ張るだけだからいいけど、新しいのの電源コードを通すには巾木を外さないとできないから設置は無理!できない!」と、全力でお断りモードに。

この古い洗濯機はおたくの会社から買って配送してくれた人が巾木を外して設置したものだから、できないってどういうことですか?ちょっと理解が追いつかないんですけど?
そう聞いてみたものの、私の質問には答えずに「じゃ、古いのは外に出しとくから」とか言うし。
え、ちょっと待って?
回収&リサイクルもお願いしてますけど?
「あー大丈夫大丈夫。洗濯機は金属の塊だから家の前に置いておけば廃品回収の奴らが喜んで持ってってくれるよ!ここでいい?じゃーねー!」

・・・ちょ・・
・・ま・・・いや・・・
え・・・・・うっそでしょ・・・?

そしてまたカスタマーサービスに繋がるまで1時間を溶かしました。

ようやく繋がったのは先日とは別のお嬢さん。
状況を説明して、こんな中途半端に作業を終わらせて古い家電も外に出すだけでリサイクルってどういうことですか?回収の人が巡回してるの?と聞いてみたら「ルールが変わりまして、取り付けの場合は家の構造を触れなくなりました。我々は作業員を契約通り派遣して、作業ができない状況だったので撤収したため再派遣はできません」と繰り返すのみ…リサイクルについては答えてくれないし。
取り付けのルールが変わったのはわかった、わかったけど先に言っておいてくれればこっちだって準備できたし、サイトのどこにも書いてないじゃん?と反撃したら、このページのここをクリックして、その次に下の方のそれをクリック、さらに下の方のこれをクリックすれば約款がありまして、その何条何項に「We can not make amendment to building structure」と書かれてます。だって!

探すのに必死にならないと見つからないし、その書き方だと設置作業に関係ない大工仕事はしないっていうふうに読み取れるよね?
巾木を外すのが”Amendment”ならドアも開けられないじゃん。
事前確認が必要な同意書があるなら、購入ボタンを押す前に「書類読んだか確認ボタン」押させる仕様にしないとあんたたちが仕事してないことになるよね!?

この会話が堂々巡りになり、最後には「設置費用は作業できなかったので返金します、それでいいですね?」と、つまり「うるさい、もうあっちいけ」と言われ実質敗北のしゃーくちゃんです…

ーーー次で最後?

↓日本だと巾木の部分は引き出し収納になってたりして便利だよね↓