英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

装着っ

上の子のピアス。
私が同意書を読んでサインをしている間、上の子は不安半分期待半分といった様子で、カウンターにディスプレイされているいろんなピアスを眺めていました。
サインした書類をゴス姉さんに手渡すと、施術は地下ですので降りてすぐにあるソファでお待ちくださいと丁寧に説明されました。

地下の空間は真っ黒デスメタルな地上店内とは反転して、真っ白で清潔感のある明るい空間でした。
ドアに大きく「室内撮影禁止」と書かれていたので、上の子の様子を撮ってオットに後で教えてあげようかと思ってたんですが断念。
耳たぶなら許可を取れば行けたんでしょうけど、ボディピアス屋さんですからね、もっとプライベートな格好にならないと施術できない人もおられるでしょうから。ええ。

ソファの横にはファーストピアス用のものがディスプレイされていて、上の子は「ここから選ぶの?あ、コレAちゃんのやつだ!Bちゃんはこっち!私はどれにしようかな♪」と束の間ですが”痛い・怖い”を忘れて選定を開始。
最初はてんとう虫さんとかさくらんぼさんとかのかわいい系のデザインのものを選ぼうとしていたのですが、自分で「あ、でもコレってタオルとか引っかかって痛そうかも?」と気がついて、結局丸型でジルコニアが埋めてあるやつになりました。
Cちゃんとおそろいなんだそうです。
タイミングよく施術してくれるお姉さんが現れ、自分で希望を伝えていざ入室。

施術のお部屋は作りつけの吊り戸棚があって、そこにいろんな器具だの消毒薬だのが並べられてて、椅子じゃなくてベッドがある以外はなんとなく歯医者さんっぽい感じでした。
やってくれるお姉さんは、受付のお姉さんよりもタトゥーが少なめですがボディピアスが多めで、鎖骨のあたりに5個くらいピアスがついてて「うつ伏せは痛そう」とか思っちゃいましたが、上の子に話しかけるテンションが陽気でおちゃめ風な低学年の先生って感じで好印象でした。
さすが接客業。

テキパキと穴を開ける位置をマーキングして上の子にもしっかり確認をとってくれて、いざ針を手に持ったら、上の子が今まで見たことないくらい真っ白になってて私が大慌てです😱
お姉さんは手慣れたもんで「深呼吸してみて?痛くないから大丈夫よ。私のこと見てごらんなさいな。こーんなにたくさん穴があいててもこんなに元気なんだから!」とか言ってるうちに”ずぶしっ”と作業終了。
お見事です。

実際やってみて流血沙汰にもならず、期待通りのかわいいピアスがついてゴッキゲンさんで退店しようとする上の子ですが、NHSとは違うので最後には「お会計」というビッグイベントがあるんだな。
施術代は£25でしたが、石付きのピアスにしてさらに消毒用のスプレーも購入したので、最終的には£48となりました。

まあ、両耳で1万円なら日本の皮膚科でやってもらうのと同じくらい?
どうですかね?

↓あたしゃコレ使ってたけどね↓

待合室の壁にはこんなディスプレイが。