日本基準で考えると、うちの子が一人で町を歩いたことがないってのは「過保護」って言われちゃうんだろうなぁ、なんて、ここ最近ちょっとだけ思案しておりました。
でもさー。
常識もだけど、治安が日本とぜんぜん違うからさぁ。
うちの町は比較的安全ではありますが、あくまで「比較的」ってことですし、親ばかフィルター抜きにしてもうちの子はカワイイですから、なんかあってからじゃ遅いわけで。
冗談はさておいて、車の運転ひとつとっても日本の方が制限速度がまず遅めだし、横断歩道の数も日本の方が多いし、こっちは歩道にガードレールはついてないですから。
運転する側からいえばガードレールはない方が気楽ですけど、歩く立場だとちょっと怖い場所がちらほら。
そんなわけで、道を渡らずに行ける、角を曲がってすぐのコンビニに何度かおつかいを頼んだことはありますが、道の横断があるコースでどこかに一人で行かせることっていったら、登校の際に校門から徒歩3分くらい離れた場所でバイバイするくらいで。
その際は他の登校付き添い中の保護者もたくさんいるし、横断歩道には通称”Lollipop man”がいるからあんまり心配することもなく送り出してました。
で、友人に誕生日カードを出すにあたり、上の子にコンビニ前のポストに投函してきてとお願いしたんですが、それをたまたま目撃していたオットが「よし。もうそろそろハイストリートまで一人で行って買い物してこれるかやってみようか！」とか言い出し、上の子歓喜。
うーむ。
私だけだったら多分言い出さない内容だし、でもとりあえず反対する理由はないのでいいんですが、どこに何をさせに送り出すのか聞いたら「ん？決めてない！」だってさ…これが思いつきで行動するうちのオットさ。
翌朝になってテッカテカで「✨いつ行けるの？✨どこに行って何すればいいの？？✨」と起きてからひたすら聞き続けてくる上の子。
「どうしようかねぇ、とりあえずこれ終わらせてからね」なんて言って洗濯物を干しに庭に出て、戻ってきたらなんかすでに出かけてていないし…
オットに聞いてみたら「£10渡して、下の子用の学習雑誌と、残りで自分用の何か文房具をWH Smithで買ってくるように言ったよ？」だそうです。
いいけどさぁ…
一応念のために、私の携帯を持たせておこうとか思ってた時点でやっぱり過保護なのかしら？
そこから40分くらいで無事に、達成感でツヤツヤ＆テッカテカになりながら帰ってきて、買ってきたものをほくほく顔で披露しつつ、レシートとお釣りもちゃんとオットに返却してました。
案ずるより産むが易し、っていうかやっぱり私が過保護なんだろうか…
↓せめてこれくらいは持たせたい…↓
