英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

50歳の誕生日

夕飯時に上の子が、Aちゃんは明日からポルトガル、Bちゃんは今夜の便でニューヨーク、などと恨みがましく皆さんの楽しげな家族旅行の計画を教えてくれました。
もちろん「で、うちはこのハーフターム中に何をするの?」という質問も忘れずに。
何も予定はない!とぶったぎってブーイングをいただきましたよ。ええ。

その流れで「そういえばCちゃんがひょっとしたら夏休みに家族で日本に行くかもって言ってたよ」と報告されました。
大体においてイギリス人が言う「もしかしたら」とか「行こうと思ってる」ってのは最終的には行かずに終わるパターンがほとんどなんですが、たまにホントに行って、しかも出羽三山で修験者体験とか、なんでそうなるのか過程が理解できないことをしてくる人もいるから面白いんですけどね。

上の子には「へーそうなんだ。でもなんで日本に行こうと思ったのかね。」と返事をしてみたら「なんかお父さんの50歳の誕生日で計画してるんだって」と、これまたよく聞くパターンが返ってきました。

50歳の誕生日で冒険的な旅行。

別の人の話ですが、下の子のクラスメイトのお父さんは結構熱心なジブリファンらしく、ちょっと前にロンドンのバービカンセンターで上演されたトトロの舞台を見に行って感動して泣いたとか言ってたらしいんですが、その方も50歳の誕生日プレゼントとして日本に行ってジブリ三昧をするつもりだそうで。
あと7年頑張って貯金する!って鼻息を荒くしてたらしいです。
全部伝聞調なのは、なぜかそういう話はオットが仕入れてくるからです。
日本人である私には直接言わないのはどうしてなのかしら。
今まで子供の学校関係の誰からもそういう話を直接されたことがないんですよね。

このお父さんはきっと本気で行くだろうと思いますが、こういう人は私なんかより深い知識をお持ちでしょうから、逆に教えてもらうことのほうが多いでしょうし、ひょっとしたらその辺を見透かされてるのかなぁ。
実際相談されたところでお得な宿とか知らないし。
宿泊は実家だから一応食費入れてるけどホテルより全然安いし、出かける先は回転寿司とか百均とかですからね。
ジブリに近い情報は「井の頭公園の動物園が予想以上に楽しい」ってことくらいかな。

でも7年後だとお子さんたちはもうティーンエージャーですから、トトロとか付き合ってくれるのかなぁ?とか余計な心配しちゃったりして。

↓この人も”バス”だからトミカから出てるのか…↓