英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

トラウマ

上の子が、暇を理由にNetflixにある「火垂るの墓」を見始めました…
あれを見せていいのかちょっと考えましたけど、本人が興味を持って見始めたのならそれはそれでアリかと思いつつ、あたしゃ見ないからね、と宣言して「別にいいよ〜」と言語設定をいじり出したのですが、英語の吹き替えがない。
ここで諦めるかと思ったら果敢にも英語字幕を選択し、私は画面を見なくても日本語で全部聞こえてきてしまうという苦痛に耐えるイースターホリデー。
「え?これってトトロの会社が作ってるの?」ってびっくりしてましたが、あれとトトロが同時上映って、まさに子供にトラウマを植え付ける所業ですが上の子はまだそれを知らない…
昔からいろんなご意見のある映画ですが、解釈がどうあれ結局ウツ映画であることは変わらないという。

まだ序盤のところで就寝時間になったので最後までは見てないのですが、ストーリーを全部知っている私にとっては、節子の声を聞くだけで気分が落ち込むまさにトラウマ映画だよ…

トラウマといえば。
いやまあ、トラウマっていうほどでもないんだけど、20年以上ずっと思い出しては地味にモヤモヤしてるある人の言葉がありまして。

まだ私がピッチピチの小娘だった頃の話ですよ。
そんな頃に、とある会社でバイトをしておりました。
制服はなくどちらかといえば非常にカジュアルな感じで、社長はいつもTシャツにジーンズ、社員さんもジーンズはさすがにないけど、誰ひとりスーツなんて着てないような会社でした。
ハタチそこそこの私は、それでも年齢の割には地味目な格好を選んで働いておりました。
その日もVネックのカットソーにスカートかなんかを合わせてたと思いますが、Vネックと言っても無印とかコムサっぽいやつだから全然カットが深くないやつね。

春のちょっと気温が高めな日で、角のコンビニで頼まれたものを買って帰ってきて少々暑かったので、裏口から出て風通しのいい日陰で水分補給&休憩していたら、社員のAさん(男性)が同じく休憩に来て「Bさん(女性)がしゃーくちゃんに言うまいかどうか気にかけてるらしいんだけど、日差しはデコルテゾーンを狙ってるから気をつけてね」って言ってきました。

当時の私は今よりもずっとアホだったので、流行りのCMのコピーを言うおっさんが面白くて笑って終了だったんですが、それから少しだけ成長して「お局のイヤミ&おっさんのセクハラのコンボじゃん」とお風呂上がりのお肌の手入れで首元にクリームを塗るたびに思い出しては、華麗に言い返せなかった自分を悔やんでおります。

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