英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

いいわけ

先日の木曜日はイギリス全土で地方選挙が行われまして、選挙自体は私とはまるで関係ないからどうでも良かったんですが、学校が投票所になるので子供たちがお休みでした。
風邪っぴきな私は鼻のかみすぎでガビガビのカサカサになってる鼻の下に、とりあえずワセリンを塗って今度は逆にテカテカになりながらワンオペ。

どうにかこうにかやり過ごしたと思ったら、ロンドンの事務所に出社してたオットは「同僚と飲んで帰るから遅くなる」と言ってたものの、帰ってきたのは夜中の3時!
一応鍵かけて先に寝てたとは言っても、あんまり遅すぎると気になるから熟睡できないじゃん?
ちょっとした物音で夜中に何度も起きて、帰ってきた時に時計を見て「あのヤロウ、Uber使いやがったな…帰宅にいくら使ってんだよ」とイラついて眠れず。

金曜は子供たちの学校があるので普通の時間に起きて朝の支度に追われ、家事をしてお昼の支度をして、もちろん食べてる時はオットに嫌味を言いつつようやくひと段落しました。
風邪の方も薬で抑えてるけど本調子じゃないし、さすがに疲れたわってんでソファに横になっちゃったのがよろしくない。

ちょっと目を瞑っただけのつもりだったのに、携帯の呼び出し音で目が覚めて出てみたら下の子の学校からでして。

「下の子ちゃんのお迎え時間過ぎてますけど、何かトラブルでもありましたか?今事務所の方でお預かりしてますが」

うっひゃぁ!
なんか2時間以上経過しちゃってんじゃん!!
大慌てで学校まですっ飛んで行きましたよ…

学校は、受付があってそこから先は鍵がかかってるので、受付の人に自分の身分と来訪の理由を説明して、子供は事務の人が連れてきてくれる形になるんですが、駆け込んだ際に遅刻の理由もやんわり聞かれるわけですよ。
そこで素直に「寝坊した」とは言えないので、社会人時代に学んだ必殺英会話で「I've got bit carried away...wasn't checking the clock. Sorry.(ちょっとやり過ぎちゃって…時計を見てませんでした、ごめんなさい)」と濁しつつ謝るところは素直に謝る。

すると、世の中には真面目に働いているママさんたちがいるのですんなりと信用してくれて「在宅勤務って時間調整が難しいですもんねぇ」と笑顔で子供を解放してくれまして。

嘘じゃないもん。
主語がないだけだもん。

下の子は、走ってきて息を切らせてた私に対して「マミー、私は怒ってないから大丈夫よ、泣かなくてもいいからね?」などと、どこまでも優しく罪悪感をえぐってきました。
いやもうホントにごめんなさい…

↓いつか信用をなくすだろうな、私…↓