ハーフタームが終わり、子供たちも元気に学校へ行ってくれました。
なので、ハロウィンの名残を片付けたり、働いてるオットにこそこそ隠れて豆乳抹茶ラテを作ってひとりでのんびりしてみたり。ひひひ。
しかしそんな楽しい時間もあっという間にお迎えの時間になってしまい、サボりの痕跡を消してから学校までテコテコ出発。
すると、30mくらい先の反対側の歩道に古参の香港人ママさんがなんとなく項垂れた感じで歩いてました。
疲れてるのかなんなのか、いつもより歩く速度が遅めで、私が道路を渡ったところでちょうど鉢合わせする感じになりましてご挨拶。
お休みはどうだった?とかの当たり障りのない話題から開始したんですが、彼女が突然「ねぇ!そういえば前から聞こうと思ってたんだけど、しゃーくちゃんはイギリスに来てから家を借りたことってある?」と質問してきました。
もちろんこの町に引っ越してくる前はずっと賃貸のフラットだったのでそのように答えたら「なんかね、うちは家を借りてるんだけど、毎年大家さんが”明日行くから”って家の中を見にくるの!これって普通なの?追い出されたら住むところないし息子の学校とかどうしたらいいのか…」と、とても不安げにおっしゃいまして。
あー。
昔、不動産屋で働いてた時に外国人のテナントさんからちょいちょい聞いたセリフですわー。
知らないと不安になりますよねー。
ってことで、「それは Landlord inspection って言って、賃貸の場合12ヶ月ごとに大家さんか管理会社が物件の状態を確認するために来るものなんだよ。契約書に多分書いてあるし、追い出すための粗探しではないから大丈夫だよ」と教えるとともに「あなたはもう数年住んでるから大家さんも心配してないだろうけど、世の中には大家さんの許可を取らないで勝手に内装変えたりすっごい使い方が汚い奴らがいるからね」と付け加えておきました。
するとママさんは「そうなの⁉︎よかったぁ…もうね、毎っ年毎っ年来るからホントにストレスで、ケンカになりそうだから私より性格が穏やかな夫に全部任せることにしたんだけど、追い出すつもりじゃないのね⁉︎教えてくれてありがとうぅぅぅ」と半泣きになってました。
まあ、普通の感覚だったらいつもよりキレイにしないと!とか思っちゃうし、やましいところがなくても何となくイヤだよね。
あからさまに歓迎されてないことがわかる訪問とかしましたからね、過去の仕事で…
↓たまーに重箱の隅をつつく勢いでチェックする大家さんもいるけど↓