ものすごく母数が小さい話なので十把一絡げにするのもアレなんですが、日本にいた頃から「なんか英国人って音痴が多い」という印象でした。
はじめてオットの先生仲間とカラオケに行った際に、あまりの音痴っぷりに衝撃を受けた記憶が鮮明に残ってます。
洋楽をカラオケで歌うのって難しいですけど、ひとつの音にひとつの音節を乗っける日本語の歌と違って、ひとつの音に何音節かの歌詞を乗っけるから舌が回らないのが原因なんじゃないかと思ってたんです。
で、ネイティブの人が歌えばそれなりにカッコつくんじゃないだろうかと期待してたんですけど、まあ、それはあながち間違いではなかったんですが、ちゃんと追いついてはいるものの音程は外しまくりで…
しかもイギリスのカラオケは基本的に旅館の宴会場とかスナックみたいなもんで、仲間だけでなく知らないお客さんもいる前で歌わないといけないからハードルが高いけど、日本のカラオケボックスは仲間しかいないから気兼ねなく音痴をさらけ出せる!という理由かどうかは知りませんが、マイクを離さず延長に延長を重ねて始発まで付き合わされたことも何度かあって、それ以来ヤツらと一緒にカラオケに行くのは遠慮してました。
飲み放題もついてるから無茶しやがるし…
渡英してからはカラオケとは縁遠くなっていたのですっかり忘れてましたが、上の子が小学校にあがってから音楽の授業がないことに気がつきました。
いや、みんなでお歌を歌うってのはやってるみたいなんですが、ピアニカやらリコーダーを演奏したり、合唱大会をやったりなんていうような私が知っている音楽教育は皆無でして。
3年生になってようやくリコーダーの授業があると聞いていたのに、コロナのせいでWind Instrument、いわゆる息を吹きかける楽器はダメ!ってなっちゃいまして。
通常授業とは別に料金を払って専門の先生が来てギターやバイオリン、トランペットやピアノなどのレッスンを週イチで受けることはできるのですが、家庭の事情で受けられない子もいるでしょうし、せめて楽譜を読めて音程が取れるようにするくらいは公費でしてもいいんじゃないかなぁ。
まあ、今は学校でみんなで「Happy Birthday」すら歌っちゃダメって状況ですからそれどころじゃないのかしら…?
↓昭和でピアノといえばコレでしょ↓