英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

田舎へ移住問題

アレクサさんのニュースの読み上げで「田舎へ移住した人たちが再び都会に引っ越してきている現象がみられる」みたいなことを言ってました。
ヘッドラインだけなので詳しい記事を探そうと思ったんですが見当たらず…
でもきっと田舎も田舎、すんごい田舎に移住して不便すぎて都会に戻ってるんだろうなぁ、なんて気がしてます。

そう思ってたらYahooさんでこちらを見つけました。

news.yahoo.co.jp

記事にあるように自治体が新規転入者を迎え入れる準備をちゃんとしてるところなら住みやすいんでしょうけど、学校の送迎に車がないとダメとか、寒すぎて光熱費がバカにならないとか、ちゃんと調べてなくてネット環境が最悪、なんなら携帯の電波も入らないとかいう田舎だったら、自然環境は最高でしょうけど、その生活を維持するための環境は最悪なわけで。

数年前の話ですけど、クリスマスに義実家に行って義妹ちゃん家族も参加してて、彼女らの住んでいる街が「Affordable Homes」を千戸建設するって計画が出てて反対署名を集めてるって話をしてました。
イギリスの家は古いほうが作りも重厚で一般的には価値が高いんですが、そうすると持ち家を買えない人たちが増えてきちゃって、政府がその対策として住宅地用の土地開発をしやすくしてなおかつある程度の公的資金も投入して若い世代でも手の届きやすい住宅を供給しよう、みたいな感じで推し進められているのがこの「Affordable Homes」なんですが、とにかく家を作るだけで、学校の定員が増えるわけじゃないし、緑地が減るし、ゴミ問題も出てくるし、ってことで地元民が反対することが多いんです。

そこに意気揚々と引っ越してきた人たち個々人に罪はないですが、坊主憎けりゃの心理が働いて積極的に意地悪はしないけど仲良くもしない、なんてよく聞くイケズをされちゃったら、慣れない環境で心が折れるってのも不思議じゃないですよね。

でも現在の我が家と同じ値段で広さが倍以上になるって言われたら、魅力は確かに感じるんですよねぇ…
ただし掃除も倍以上しないといけないという現実を自分に言い聞かせて、不動産サイトを眺めるだけに止める日々です。

↓うちの間取りも多分載ってる…↓