英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ご近所観察

火曜日の話ですが。
オットが「またロックダウンになる前に髪を切りに行く!」と高らかに宣言して、ネットでサクサクと翌日水曜日の予約をとって床屋さんに行ってきました。
うちの町にはなぜか男性向けの床屋さんが結構な数ありまして、予約を取るのもそんなに難しくなかったみたいです。
帰ってきて、まゆ毛も整えてもらったって喜んでました。

うちの町、ここ数年で小洒落たお店が増えてきたな、と思ってたらそれにあわせてオサレな床屋さんも増えてきてまして、引っ越してきた当初は「いかにもイギリスのMarket Town」といった風情だったのに、なんとなくロンドンのShoreditchっぽい感じになってきました。しかも中途半端に。
レンガ街ではないからなぁ。

若いファミリー世代が多いから、流行モノのお店が多くなるのはそのせいかもしれないですけど、平日はロンドンで働いて週末も似たような環境に身を置くってのは楽しいのかな?
などと思ったところで町は勝手に再開発されていくので私に選択の余地はないんですけど。
イギリスは日本のように新築信仰はなく古い家の売り買いが頻繁に行われますので、子供らが巣立ったらまったく違う環境に家を買ってのんびり過ごす、なんて住み替えもできますからね。

そんなことを考えていたら、我が家の斜め向かいのお宅にいよいよ人が引っ越してきたようです。
朝からずっと引っ越し屋さんのトラックが止まってて作業をしてました。
2度目のロックダウン初日に引越しとは。やりよる。
まあ今回のルールは前回よりもちょっと緩めで引越しはできるらしいですけどね。

現在夫の仕事場は道路側の部屋の窓辺に折り畳みの机を出してる感じなんですが、ロックダウンしてから半年以上そこで近所の人々が行き交うのを見ていて、なんか私よりも近所にどんな人が住んでいるか詳しくなってます。
あっちの家の家族構成はこうだ、とか、あの人は若く見えるけど実は社会人、とか、なんかそれっぽいことを語ってなんとなく信じてしまいそうになってる私がいます。

きっと新しく入居したご近所さんについても勝手なストーリーを作って語ってくれるでしょう…
普通にいい人たちならそれでいいんですけどね。ええ。

↓タトゥー屋さんの隣にタトゥー消し屋さんができたときは笑ったわ↓