日本のニュースでもちょこちょこ話題になってますが、高齢者の運転事故。
私がネットニュースでよく目にするのがアクセルとブレーキの踏み間違い系の話ですが、イギリスでも結構やらかしちゃうお年寄りがちらほらいらっしゃいます。
こっちで話題になるやらかしってのが、高速道路を逆走したとか赤信号を無視したとかそんな感じで、店に突っ込んだり死傷者が出たりってのはローカルニュースにはなってるのかもしれませんが全国ニュースではあまり聞かないです。
で、本日のJeremy Vineさんのディベート議題が「高齢者運転問題」でした。
70歳以降で免許更新の際は視力テストおよび簡単な運転テストを行って、合格者はそのまま更新、不合格の場合は3ヶ月の教習ののち再テスト、それでダメなら免停という措置を取るべきだ!という方々。
重篤な事故を起こすのは、窓ガラスにスモークを貼って重低音を轟かせながら走行してる若い連中でしょ?
お年寄りは速度が遅すぎることはあってもそれは違反ではないじゃないか。という方々。
うーん。
どっちの意見も理解できる…
前者は高齢者ご自身の安全のためにやった方がいいだろうし、特に田舎の方だと車がないと生活が大変だから自ら進んで免許返納なんて考えない人も多いだろうし。
後者も、スピード違反や私が目撃してきた危険運転は確かに若者の方が多い印象だし。
そんなことを考えていたら、さらにもう一人反対意見の方が登場。
「若者は故意に、楽しみのためにルールや周りの状況を無視して危険運転をするけど、高齢者が高速を逆走したり信号無視をしちゃうのは純粋に”間違えちゃった”だけなんだから、免停なんてそんな厳しい措置をとるのはあんまりだよ」
ん?
その”間違えちゃった”が危ないって話なんじゃないのかしら…?
「かわいそうだからそれはやめよう」だとただの感情論だし。
なんて思ってる矢先に、私が走行していた住宅街道路の反対車線で追突事故があったらしく、ドライバー男性二人が今にも殴り合いのケンカをおっぱじめそうな場面に遭遇しました。
ドライバーさん、どちらも30代後半から40代半ばって感じで、若くもなければ高齢者でもない、The・中年。間違いなく中年。
そもそも仕事だったり子供の送迎だったりで、一番多く道路に出てるのが中年世代なんだから、”世代”で括って話をするなら一番事故を起こす可能性があるのは当然中年世代だよねぇ。
つまり私じゃん!
そう思った瞬間、姿勢を正していつもよりちょっと広めに車間を開けてる自分がいました。
ただでさえコロナのせいで息が詰まってるのに、今はもう年末だからみんな何やら気が立ってるし、みなさまもどうかご安全にお過ごしくださいませ。
↓また取り直すのは嫌だな…↓