英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

自分史上最高の発見。

いやいやいや。
なんでもっと早く気がつかなかったのか、というか、なんで誰も教えてくれなかったのか。
ケールって美味しいですねぇ!
以前ちょこちょこと「菜の花が食べたい病」をブログに書き殴って気を紛らわせていたんですが、ケールの苦味で満足できることが判明した次第です。

まあ聞いておくれよ。
偏食クイーンの私が言うのもなんですが、うちの子供たちもなかなかにこだわりが強くて、食べてくれる野菜の種類がとても限られてましてですね。
原型を留めていなければ知らずに食べてくれるんですけど、ピーマンだのセロリだののちょっとクセのある奴らは形が残ってるとそのままお皿に残されてる日々で。

ところがここ最近上の子の味覚が少しずつ変化してきてるようで、お味噌汁を自ら所望してきたり、素飯ではなく酢飯でカッパ巻きを作れと言ってきたり、ちょっぴり大人になってきてるみたいなので、もっといろんな種類のお野菜が食べられるようになったらもっともっと素敵なお姉さんになれる!みたいに誘導してみたら、なぜか「ケールなら食べられるよ!」と。

ケール。
青汁に使われてる葉物野菜で、ローストの付け合わせとかにぐずぐずになるまで茹でたヤツが出てくるのは知ってましたが、言っちゃえばそれくらいの知識しかなく。
チコリとかセロリアックスとか、どっかで食べたことあるけど自分で買って料理したことない野菜リストに名を連ねてるヤツでした。

しかし、せっかく「食べる」と言ってくれているこの機会に私も料理方法を覚えておけば損はないはず、と言うことでスーパーで早速手にとってみました。
ちょうどその時、店員さんが品出しをするのに「ちょっと失礼しますよ」って私の横で作業を始めたので、声をかけられたついでに「あの〜、変な質問なんだけど、ケールってどうやって食べるのがベストですかねぇ?」と聞いてみたら、店員さんが「え?ケール?知らないわぁ。やったことないもん。袋の裏に書いてあるから見てごらんなさいな」とニベもなく撃沈です。
書いてあるのは茹でる、炒める火加減と時間だけでレシピではないんだなぁ。

なのでGoogle先生に聞いてみたら、ケールチップスなるものが非常に美味しそうだし簡単そうだったのでやってみました。
ケールをちぎってオリーブオイルをかけてオーブンで焼くだけ。
お好みでガーリックパウダーやら塩オンリーやらで味付けするんですけど、うちにあったガーリックソルトが大正解!
ひと束があっという間に消費されて、しかもヘルシー♪
口寂しい時にこいつをちょっと摘むだけで満足できて、しかもお安い食材だし、体にも財布にも優しい優れもの。
騙されたと思ってやってみてくださいな。

が、チップスはオットのおつまみとしては大好評でしたが、子供たちは「生の方がいい!」と第2弾を焼く前に洗っておいたケールを鷲掴みにしてボウルに入れてリビングでテレビを見ながら食べてました…ウサギ…?
食べてくれたからいいんだけどさ、うん。
次回はさっと茹でて酢味噌和えにでもしてみようかしら?

↓とりあえずなんでも美味しくしてくれるヤツ↓