英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

自治体との戦い・ラウンド3

国会議員に直訴…竹の先っちょに直訴上を挟んでお殿様に訴える図が頭に浮かんだ時代劇脳なワタクシ。
それはちょっとなぁ、と、オットと二人で首をかしげ、とりあえず再度オットからカウンシルに詳細&”一緒に”現場検証しようと提案することにしました。

オットが出張から戻ってきて早々の日曜に連絡を入れたので、流石に当日は動きがないのは予想できたのですが、そこから現時点までなーんの返答もありません。
あ。
木曜日に受領確認の自動メールだけ届いたけど。
日曜に入れたメールの受領が木曜日ってどういうことだってばよ。

モヤモヤしながら1週間を過ごしていたのですが、町を歩いてていろんな家の外観を眺めていて気がついたのが、結構な割合の家のダウンパイプが、そのまま道路に排水するように設置されてるんですよ。
排水溝に流すんじゃなくて、道路にそのままジャバジャバ出るようになってる、って言ってわかります?

絵にしてみましたが、なんか余計わかりづらい…?
とにかく、こんな感じなのさ。

割と築年数が浅い建物はきちんと排水溝に繋がってるっぽいんですが、100年ものっぽい建物についてはこの仕様になってることが多くて、ってことは、我が家もこうしちゃったほうが早いんじゃないだろうか?と思い始めました。
そのことをオットに話したら、工務店さんに見積もり取ってやれるのならやっちまおうぜ的な流れになり、私から連絡を入れようとした矢先に社長さんから電話。
なんか、社長さん、盗聴器でも仕掛けてるんじゃない?ってくらいタイミングが良すぎるんですが、前回の連絡から1週間たっちゃってるので偶然だとは思うけど…
いや、ありがたいんですけどね。

さっそく社長さんに「気がついたんだけど、古い建物の排水がそのまま道路に流れてるってのは、元々排水溝がないか、あってもカウンシルが直す気がないかのどっちかだよね?ってことはうちもそうしようかと思うんだけど可能かしら?」と相談をしてみました。
社長さんとしては「可能ではあるけど、万が一その排水が凍結して誰かが転倒した場合、下手したら家主に法的な責任が課せられる可能性も否定できないから、もしやるんだとしたら”徹底的にカウンシルを追い込んだけどやってもらえなかったから仕方なく”って証拠を集めておかないとうちはやりたくない」と言われちゃいました…😢

社長さんの言い分もわかる。
アメリカほどじゃないけど、イギリスも何かにつけて「法廷で会おう」っぽいことやってるし、だったらこちらも自衛しないとダメだもんね…
ちょっと途方に暮れかけていたら、社長さんが「でね。僕からもカウンシルに電話して、担当者の直のメールアドレスもらったから詳細をそっちに書いて送ったんだよ。君もCCしてあるから、動きがあったらすぐわかるようになってるよ。物件での検証に僕も立ち会うから日時を決めようって書いてあるから、その時は君も家にいてね。」と✨✨

神?神ですか、この人…
ただ「ウチじゃできないわ〜」と投げるんじゃなくて、しっかりフォローも入れるしさらっとサポートもしてくれるしっ。
カウンシルはどうにもできないけど、この社長さんには今後もお世話になるだろうと確信しました。

↓冬はこれを家の前に撒く生活になるのかな…?↓