英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

そんな時期

いつもなら平日の日中は仕事のことでブスくれた顔でリビングを通過していくオットが、やけにニコニコしながら「いやぁ、まいったねぇ」などとエヘエヘ笑いながら1階に降りてきました。
明らかに構ってほしい、聞いてほしいって合図ですよ。
めんどくさいけど様式美ですからね、聞きましたよ、なんかあったの?って。

するとオットは「いやね、ドイツのお客さんからオクトーバーフェストに誘われちゃってさ。でもでも、来週の月曜って言われて予定がもう詰まってるし急すぎて無理だからもちろん断ったけどっ」だとよ。
なんだその”合コンの穴埋め要員”的な誘われ方は。
予定が空いてたら行く気満々だっただろ?

ホントに仕事で必要なことなら行ってもらっても全然いいんですけどね。
誘われたタイミングが開催直前って時点で、行く予定だった人が急遽キャンセルになったから、じゃあアイツに声かけてみるかって感じじゃん。
ってことは遊びにしかならないから会社的にも家族的にもダメに決まってるでしょうが、と言ったら「ちがうもん!クライアントとの円滑なコミュニケーションも仕事の一環だもん!」ってムキになるし…はぁ…
会社から経費がおりるなら行けば?
出してもらえないだろうけどさ。

と、こんなアホな会話で思い出されたのが、勤めてた時のこの時期のドイツ支社。
現地時間3時ごろから人がガンガン減り始め、いつもなら定時過ぎてもフレックスタイム制だから誰かしらまだ勤務してるはずなのにもぬけの殻になるし、「体調不良」で病欠する人が多数出るのがオクトーバーフェスト時期。
飲み過ぎて二日酔いでも暗黙の了解で休めるってすごいよね。
うちの支社からも、やたらとドイツ出張者が出る時期でもありました。

いや、いいんだけどさ。
元々お酒はあんまり得意じゃないから羨ましくもなかったし、部署も違うからカバーしないといけないとか支障が出るとかいうこともなかったからただの風物詩として認識してたんですけど、ビール好きの方には外せないイベントなんでしょうかねぇ。
東京で言えば三社祭を基本に年間の予定を立ててる人、みたいな?
それともコミケを中心に据えて生活してる人って言った方が近いのか??
知らんけど。

↓ソーセージだけじゃなくて色んな餃子も出してくれるなら行きたいかも↓
この格好で餃子を運ばれても情緒のカケラもないけど