英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

オットの価値基準が謎

世の中はどうやらバレンタインだったようですね。
うちはもうそういうイベントはやらなくなって久しいのですっかり忘れておりました。
私が記念日的なものを忘れるタイプなので。ええ。
やたらとチョコ関係の広告だとか記事が目につくなぁ、なんて思ってて、昨日ようやく気がついた次第ですので色々間に合わなかったし。

しかし、日本は女性から男性にチョコを渡す行事になってますが、イギリスでは男性から女性にプレゼントを贈る日という位置付けです。
私の在職中はほっとんど見かけませんでしたが、彼氏や夫が彼女や妻の職場に花を送りつけてくるなんてのも「ロマンチック」と捉えられている文化です。
若いお嬢さんには無言のプレッシャーになってたんじゃないかしら?などと、おばちゃんは高みの見物をしていました。

まあ、よそ様のことはともかく、我が家は特に素敵なディナーとか小洒落たお花のギフトなんてもんはなかったんですが、「バレンタインだってのにおさんどんするのがめんどくさぁ〜い」とぼやいてみたら、オットはいつものように「しょうがないなぁ」みたいな態度を装いつつマクドナルドのテイクアウトのお昼ご飯となりました。

アプリで注文をしてドライブスルーで取りに行くんですが、オットが子供たちを集めて注文をとってまして、私にも聞いてきました。
フィレオフィッシュな気分だったのでそうお願いすると「え〜?あれってバンズを焼くんじゃなくて蒸すから時間がかかるんだよねぇ」とか作るのはあんたじゃないだろう?と思いつつ、でもフィレオフィッシュで押し通し、ドリンクを聞いてきたのでコーヒーがいいなぁと答えたら「僕らみんな冷たいドリンクなんだから、ホットはやめて!」ときたもんだ…

実はオット、ティーンの頃にマクドナルドでバイトしてたらしく、もう何十年も前の話なのに常にスタッフ目線でこちらの注文にケチをつけてくるんですよね。
でもさ。
マクドナルドで働いてたんなら、先入れ先出しってのはものすごく徹底して叩き込まれてたはずなんですよね。
飲食店って消費期限厳守で、言い方はそれぞれのお店で違うでしょうけど、先に入荷したものは先に出してさっさと消費するってのは手洗いとかと同列くらいで常識のはずなんですが、なぜかうちの冷蔵庫では徹底されない不思議。

バレンタインに食べるものにケチをつけられ、食品の賞味期限について考察させられるという、非常に有意義な記念日と相成りました。

↓チョコだしバーガーだし、今の私にドンピシャですな↓

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関係ないシリーズ。ガーデンセンターに置いてあった桶に貼ってた氷がなんかすごかった。