英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ぽっきり

そんなわけで、下の子はオットに見ててもらって、放課後に学校から直接上の子を救急外来に連れて行きました。
総合病院の裏手に受付があり、そちらに回ると我々の前には4組ほどが並んでました。
受付の人にたどり着くまで15分ほど。
これ、しんどい症状とか足が折れてるとかだったらキツいだろうな。

受付のすぐ横には待合用の椅子が並べられてて、大人だけ20人くらいが座って待ってまして、壁のホワイトボードには「待ち時間の目安:外科・2時間 内科・2時間」と手書きでデカデカと記されてまして、まあそんなもんだろうなぁ、とこっそりとため息です。
受付ではまずはコロナの症状が出ていないかの確認と、生年月日、フルネーム、住所、そしてなぜか学校名まで聞かれました。
虐待とかその辺を疑ってるんだろうか…などと穿った見方をしてしまいます。
子供は子供用の待合室に案内され、そこからキッチリ2時間待たされましたよ。ええ。
何組か我々より後に入室してきたんですが先に名前を呼ばれて消えて行きまして、上の子が「なんで〜?」とゴネてましたが、内科と外科、何よりも緊急性が違うんだろうな、と。

待ってる間が暇すぎて、宿題を持ってくればよかったねと上の子と一緒に後悔していたころにようやく名前を呼ばれ診察室に。
ちょこっとだけ問診をして、お医者さんが患部に触れて、レントゲンを撮るように指示され移動。
上の子は人生初のレントゲンでかなり緊張してましたが、技師のお姉さんが「自転車で転んだ子、あなたで今日は5人目よ〜よくあることだから大丈夫よ〜」なんて軽いノリで話しかけてくれて、その間にさっさと撮影をこなし、こなれててスゴいなぁ、と。

画像は即座に診察室の方に転送され、我々が診察室に戻った瞬間に「はい、鎖骨骨折ね」と画像を見せてくれました。
ポッキリ逝っちゃってました…
鎖骨は成長過程で一番最後まで育つ場所で、上の子の年齢なら手術しなくても治るから、運動はしちゃダメだけど3週間ほど安静にしてれば大丈夫と、サポーターをくれて、それで終了でした。
腫れてないし内出血もしてないし腕も動くし、本人は「痛い」っていう割にはお友達と笑顔で走り回ったりしてたので、せいぜい打撲か悪くてもヒビが入ってるかくらいだと思ってたら結構なことになってましたよ…いやもうびっくり。

本人は自分のレントゲン写真を見て、なんというか、楽しんでました…
「これで(休み前に骨折した)Jちゃんとお揃いになった!」なんて笑ってるし。
まあ、悲壮感もなくトラウマにもなってないならいいのかな。
しかし、もうちょっと早く病院に連れてきてあげてればよかったと反省しきりです。

↓こういうのやらないといけないのかと思ってたけど↓

↓もらったのはコレでした↓