英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

KAWAII

繁忙期だからほっといてくれ!と日本の母から言われていたのでここしばらく連絡を控えていたのですが、4月になったし土曜だったらまあいいだろうと思ってFaceTimeをしてみたら、お友達数名と飲み会の真っ最中でした。

知らないおばさまたちから「やーだー!娘さんおんなじ顔じゃない!!ワハハ!!」と笑われて、「いやぁ、母がいつもお世話になってますぅ」とか日本的なご挨拶をしつつ、酔っ払いのおばちゃんたちに絡まれたらかなわんので早々に電話を切ろうと思ったら「お孫さん!何食べてるの?あら!かわいい!美味しい?何歳?かわいいわぁ」と言われ離脱に失敗してしまいました…

ジャージャー麺を食べてるだけで褒められる我が子たち。
なんとか逃げたところで、上の子が「酔っ払いのおじさんは何度も見たことあるけど、酔っ払いのおばさんって初めて見た」とか冷静な感想を述べてました。
いや、君が気が付いてないだけで結構酔っ払いのおばさんは存在してるんだよ。
義妹ちゃんとかが一番わかりやすい例だよ、と頭の中だけで回答しておきました。

その酔っ払いのおばさんで思い出したんですけどね。

義弟くん一家が北海道にスキーに行った後で、結局関西じゃなくて東京に遊びに行ったらしいんですわ。
ポケモンセンターとか王道の観光をして楽しかったそうなんですが、行く先々で甥っ子くんたちがアイドル扱いを受けて、やたらと若い女の子たちに「かわいい!」なんて声をかけられて、なんなら写真を撮ってくれと言われたりしたそうで。
すっごい明るい赤毛の兄弟ですから外国人が多い東京でも目立つのは確かです。
でも、ただの観光客のしかも小学生と一緒に写真を撮ってどうするつもりなんですかねぇ?
親としても見知らぬ人に写真を撮られて気にしないもんなの?と聞いてみたら「本人(甥っ子たち)がいいって言うから」だってさ。

最初のうちは本人たちもちょっとしたセレブ気分で女の子たちと一緒に写真に収まったりしてたそうですが、最後の方でお兄ちゃんの方がうんざりしてきて「かわいい」って言葉を聞くと逃げるようになっちゃったそうです。
実戦で覚えさせるスタイルなのか?知らんけど。
”最後の方で”ってことは、いったいどれだけの回数写真をお願いされたんだろう…?

黙ってればかわいい子たちではあるんだけど、実態を知ってる身としては、ウサギの皮を被った破壊神ですよ、アイツらは、とほくそ笑んだりして。

↓これの男の子バージョンだから見た目はかわいい。見た目はね。↓