ひさびさにロンドンにお出かけしてまいりました。
やあ、めちゃ混み。
って、それは予想できてたからまあいいんですよ。
問題は、電車の中での出来事でして、ちょいと聞いてくださいな。
往路の電車そのものはそこまで混んでなかったんですよ。
で、1月27日からマスク着用の義務は撤廃されたものの、公共の乗り物ではまだマスク着用が推奨されてまして、私たちが乗った車両も見た感じ90％以上の皆様がちゃんとマスクをつけてらっしゃいました。
でね？
私の座ってた席の斜め向かいにある、２x２で向かい合って座れる四人掛けの席に20代前半くらいの若い女性二人が向かい合って座ってたんですよ。
ご自分たちのコートやカバンを空いてる席に置いてるだけならまだわからんでもないですが、そこからさらにティッシュやらお菓子、充電コード、ハンドスピナーやらペンなんかの細かいものを散らかしている状態で、正直「うへぇ…自分の部屋じゃないんだからさぁ…」なんて思いつつ目の端でちょっと観察してました。
そうしたら、私から顔が見える方の女の子がおもむろにカバンの中から何か箱を取り出してカサカサ音を立てだしました。
またお菓子を開けるのかしら？と思ってチラ見をしてみたら、出てきたのは綿棒。
マスクをちょっと持ち上げてコソコソ何かをしてたと思ったら、最近見慣れた例の容器を開けて綿棒を突っ込んで混ぜ混ぜし始めました。
さらに板状の何かを取り出して容器の液体をポタポタと滴らし。
そう…コロナ簡易テストキットですよ…
それって出かけるまえにやるべきものなんじゃないの？？？
電車の中でテストをして「陽性」って結果が出たら素直に家にとんぼ返りするの？
っていうか、その道すがらに文字通りコロナをばら撒いて歩いてることになるんだけど、それについてはどう思ってるの？
これから会う予定の人以外については迷惑をかけてもいい、っていうか存在すら認識できてないってことでしょうか？
こんな人ばっかりじゃないのは、ママさん方のWhatsAppでの会話だったり疑心暗鬼っぷりでわかってはいますけど、こんな人がいるからパンデミックが終わらないんじゃないだろうか、とため息しか出ませんでした。
一応イギリス人の肩を持つと、彼女たちの話してる言語は英語ではなかった、ってことだけは書いておこうかな。
どこの言葉だったかは伏せておくけどさ…
↓まさに”遭遇”って感じでしたよ↓
