英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

義父母来襲

そういえばお盆ですね。
今年もあえて帰省を控えている方々もたくさんいるとネット情報を得ましたが、それでも帰省ラッシュとやらの映像も入ってくるし、どちらが正しいのやら。

それに関連してるわけじゃないですが、現在義父母がこちらに遊びに来ております。
前回は狭い我が家に泊まってちょっと不便だったのか、今回は近くのホテルに滞在することになったんですが、また熱波が来てるので、エアコンがあるホテルの方がより快適に泊まれるので正解ですね。
なんだったら部屋を交換して差し上げてもよくってよ、なんて思ったりして。

義父母に会うのは去年の11月ぶりなんですが、義父がめっちゃ痩せててびっくりしました。
義母が食事制限に厳しく目を光らせている結果だと知っているので、健康体であることはわかっているんですけど、年齢のこともあるし、喉元まで「大丈夫?」って出掛かってしまいました。
でも義母が「ほらお父さん、野菜も食べないとダメでしょ!」と声をかけて、渋々ですがちゃんとサラダや付け合わせの野菜も食べてたし、食後のコーヒーに以前はお砂糖を3杯くらい入れてたのに、今日は1杯だけ。
小さな変化ですが、それを半年以上続けた結果が”シュッとしたジジイ”ならば、悪いことではないですよね。
私も「明日から」頑張ろうかな、うん。

そして今回仕入れたおもしろネタをさっそく晒します。

義父の父、つまりオットのおじいちゃんは実はケンブリッジ卒だったらしく、しかもけっこう優秀な成績をおさめてたらしいです。
たいていのご先祖様ってのは「優秀な成績」とか「名の知れた」なんて枕詞がつくもんなので適当に聞き流してたんですが、そのおじいちゃんはケンブリッジを卒業してすぐに結婚。
その後は実家の家業を手伝っていたのですが、ある日黒塗りの車がやってきて「スパイとしてお国のために働かないか?」とお声がかかったそうな。

即答は避けて、きちんと熟考しようと自宅に帰って妻の顔を見た瞬間にお断りを決意したその理由は

妻が村のスピーカー主婦だったから。

国家機密なんてなんのその。
妻の耳に入った翌日には村全体がその話を知っている事態になることは明白で、今回は明らかに人選ミスだから、ってことらしいです。

妻になんでも話しちゃうおじいちゃん自身に問題があるんじゃないか?って笑い話ではあるんですが、言い方を変えればそれだけ仲良し夫婦だったってことなんでしょうねぇ。
そして義祖父母に会った事はないですが、義父は明らかに義祖母のおしゃべり遺伝子を受け継いでるんだろうな、と。
ま、変に格式ばった人たちじゃなくてよかったわ〜、ってことで。

↓ラミさんのサイコっぷりが素敵な作品↓

関係ないシリーズ。オットにジョッキでアイスコーヒーを出したら好評でした。暑いからね。