英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ピアス

うちの子達が通っている小学校。
だけじゃなくて、イギリスの公立校は制服があって、それに伴ったドレスコードもあります。
指定カラーのポロシャツとジャンパーってのが基本で、あとは黒だのグレーだののスカートやズボンって感じかと。
そしてアクセサリーは基本禁止だけど、宗教上の理由でつけるのは可、って感じの学校がほとんどだと思います。

うちの子たちはInfant(低学年小学校)とJunior(高学年小学校)それぞれ別々なので指定カラーは違いますけど、ドレスコードはほぼ同じです。
アクセサリーについてはInfantの方は誰もしてなかったけど、ジュニアになってチラホラつけ始める子が出てきたって感じです。
そのデビューした子ってのがどうみても「宗教上」とは言い難い派手目女子たちがほとんどなんですけどね。

で、とある日の夕飯時に上の子が「私、何歳になったらピアスつけてもいいの?」と脈略もなく聞いてきました。

私:「まあ、いつでもいいっちゃいいけど。何?やりたいの?」

上の子:「いつかはね〜。でも今は体育の前にテープをもらうのに結構な行列ができてるのがめんどくさいんだよね。」

ピアスは禁止されていないので身につけて学校に来ることは問題にならないのですが、安全上の理由で体育の授業の際はピアスにはサージカルテープをつけて耳を保護するきまりになってます。
そのサージカルテープは、教室で先生にもらうシステムではなく、毎回保健室までもらいに行かないといけないということで、それに行列ができてる、ということらしいです。

上の子:「マミーはいつピアスにしたの?」

私:「高校卒業してからだから18歳だったかしら」

上の子:「じゃあ私もそうしようかな。穴開けるの、痛い?」

私:「そんなに痛くはないけど、ピアッサーの音が耳の横で”ガチャン!”ってするからちょっとびっくりするかもよ」

上の子:「…まだしばらくいいや…」

おしゃれは気になるけど、ヘタレな我が子。
それだけじゃなくて「めんどくさい」が最優先されてる時点で確実に私の子だ、とちょっとしみじみ。

日本では友達にピアッサーでやってもらいましたけど、イギリスではどうなってんですかね?
学校の保険医が子供の指に刺さった棘を抜くのに親の許可を求めるくらいですから、逆に穴を開ける行為となるとものすごい分厚い契約書にサインしないとダメそう、とか勝手な想像をしております。

↓最近上の子がハマってるオシャレがコレ。縫い付けるのはもちろんアテクシ…↓