英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

情報量

土曜日のつづき。

展示会場ってどこの国でも大体そうですけど、窓がないじゃないですか。
外が見えなくて、時計もこじんまりとしたのが高い位置か片隅あたりにあるだけで、展示品を見てると時計はなかなか目に入らない。
太陽の位置もわからないし、視覚からの時間の情報が曖昧になるわけですよ。

子供たちとあちこちうろついて、サイン会?に”What We Do In The Shadow"の主演のお二人が来ていたのを遠目から眺めてオットときゃっきゃしてみたり、メロンソーダが飲みたいと言い張る上の子のために”なんちゃってジャパニーズお菓子”を売ってるブースを練り歩いたりして、気分的にはもう6時間くらい滞在していた感覚だったんですけど、オットが「よし、もう行こう!」と宣言し外に出てみたら、去る人よりもまだまだ入場する人のほうが多い11時半というミラクルが。

とりあえずロンドンの中心に向かって歩を進め、特に何も考えずにオットの後について行ったら、ついた先はBone Daddiesというラーメン屋さんでした。
オーナーも従業員もイギリス人というラーメン屋さんで、今回初めて行ったのですが…

すんごいヴィジュアルの暴力…
牛の骨髄を骨ごと入れるこの発想がギャートルズ
オットは凄まじい勢いで平らげてたので、きっととても美味しかったんでしょうね。
私はチキンの坦々麺にしましたが、ちょっと辛味が私の許容範囲より上で苦労しました。
でも干し椎茸の煮たやつが入っててそれで中和できたので食べきれたよ。

なおこの写真は店内の壁紙です。
なんだろう。半裸のお兄さんが品川庄司の筋肉のない庄司さんに見える…そしてイキってる彼の後ろでカップルさんが何事もないかのようにイチャこいて、ベビーカーの女児が不審の目を向けてるのが気になって気になって。
ラーメン屋なのに、カップ麺を持ってるリーゼントのお兄さんもどうなんだ?とか。
壁紙のくせに情報量が多すぎて、ラーメン屋なのか写真展にでも来てるのか、よくわからなくなってしまう、そんな素敵なお店でした。

とりあえずこの写真が現代の日本だと勘違いする輩がいないことだけを願っております…

↓脳内BGMはコレでした↓