英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ひとまず一件落着。

9月になってしまいましたね。
あとちょっとで学校が始まり、あっという間に年末に…ってこの話はやめよう。うん。

それよりも、個人的に大変喜ばしい出来事がありまして。
ついにあの忌々しいセルフ注射が終わったんですよぉぉほほぉぉぉ…😭
28日間、毎晩毎晩イヤ〜な気分になりながらも渋々打ってたあの注射が、いよいよ最後の一本になったのを確認した時には逆に「早く明日になれ!」なんてウキウキしちゃったし。

廃棄用のボックスがいっぱいになってるのを確認して妙にテンションを上げてみたり。

最後の一本を注射した後で、まったく後世のためにならないにも関わらずこんな写真を撮ってみたり。
深夜にひとりで浮かれまくりました。
イヤすぎておかしくなってたみたいですね、私。

ちなみにこの使用済みの注射器は、針を折ってから箱に入れて、いっぱいになったところで行政に電話をして特別に回収してもらうようになってます。
フタの真ん中を閉じるともう開けられない仕組みになってるので、まだ注射してる間の保管にかなり気を使いました。
他には公衆トイレの使用済み注射器入れ(!)に捨てに行ってもいいし、GPに持ってって廃棄してもらうという方法もあるらしいですが、先日GPに聞いてみたら「カウンシルに回収してもらってください」って言われて、きっとGPも廃棄料がかかるとか手配がめんどくさいとかそういうことなんだろうと勝手に勘繰ってます。

で、本日最後の検診というかカウンセリングに行ってきて「Discharge」と太鼓判を押されて今後はこれ関連の診察はなくなることになりました。
色々話して最後に「何か質問は?」と言われたので、意を決して「切り取った組織はキロでどれくらいの重量だったんでしょう?術後9kg減ってて興味があるので教えてください」と聞いてみました。
ちゃんと単位を指定しないと「ポンド」とか「ストーン」で返されてさっぱりわかんないことになりかねないですからね。

ドクターがカルテをペラペラと確認しつつ「これが300g、こっちが400、で、メインの腫瘍が500だから……1.2kgだね!」と暗算してくれましたが、確実に減ってる残りの7.8kgがどこからだったのかは「ん〜、わっかんないなぁ。食生活が変わったとか、ストレスとかなんじゃない?」と、割といい加減な回答でした。
入院中は確かに減量中のボクサーかって感じの食生活でしたが、退院後は今まで通りもりもり食べてるし、ストレスは逆に申し訳なくなるくらい感じてないし…

体重大幅減の理由は結局謎のまま幕を閉じる形になってしまいましたが、医者が慌てるようなことではないっぽいので、素直に喜んで維持していく努力を…するって言ったら後悔しそうだから…できるといいな〜、で濁して逃げます。

↓開けられない箱といえばコレですよね↓