すっかり寒くなった上に雨がシトシト降っていた今日は、この前作ったタイ米カイロがすでに大活躍です。
さすがに外には恥ずかしいのでつけていけないのですが。
外といえば今日遭遇した親子の小ネタです。
公園の道を歩いていると、お父さんとおばあちゃんと3歳くらいの女の子が前を歩いていました。
ポツポツと雨が降っているような、止むような、傘は特に必要ないような状態で、女の子はレインコートに長靴でなかなか可愛らしい姿。
するとお父さんが娘に、コートのフードをかぶるように言いました。多分。
というのも、お父さんが話しているのはドイツ語だったので私にはさっぱり。
その言い方が、なんというか、普通に子供に接する優しい声ではあるんですが、ドイツ語ってそんな状況でもめっちゃ命令っぽく聞こえちゃうんですね。
女の子は一生懸命自分でやろうと頑張って、首の後ろに手を回してフードを掴んで、取り損なって、また手を回して、格闘の末無事にフードをかぶることができました。
それを見守っていたおばあちゃんが、多分上手にできたことを誉めているのですが、その言い方から連想されるのはロッテンマイヤーさんです。
ドイツ語ってつくづく損な言語だなぁ、としみじみ思いました。
前にいた会社でドイツ人女性のインターンが入ったことがあるんですが、英語だと普通に可愛らしい朗らかな子なのに、ドイツ語で電話している声だけ聞くと、なんかいつも怒ってる人になってました。話してる表情は楽しそうに笑ったりしてるのに。
ホントこの動画みたいでした。
https://www.youtube.com/watch?v=EIvDnZFi84M
「病院」のドイツ語が、行ったら治療じゃなくて肉体改造とかされそうな音ですよね…
そして、イギリスといえばご飯が不味いというステレオタイプがありますが、ドイツだって似たようなもんだと思います。
基本はイモ。キャベツとソーセージでアクセントをつける、みたいな。
ヨーロッパ各地それぞれ思い出のご飯がありますが、ドイツの場合は悪い意味での思い出しかないですし。
カレーヴルストが名物で美味しいってドイツ人に言われて、実際にドイツに行ったときにわざわざ並んで買ってみたことがあります。
ようやく買って手元を見ると、それはフランクフルトにケチャップとカレー粉をかけただけのものでした。
なんというか、ドイツにはハーブ入りのソーセージとかあるのに、なんでこんなズボラ飯みたいなものを並んでまで買わなきゃいけないんだと、特大級のガッカリ体験をしました。
イギリスに戻ってから情報提供者にきっちり八つ当たりしておきました。
味?普通にフランクフルトとカレー粉のかかったケチャップ味でした。
ビールにはきっと合うけど、多分日本の夏祭りの屋台でも同じものが食べられる、という感じですね。
ほのぼのとした親子三代の交流を眺めながら、食べ物の恨みを思い出していたかなりみみっちい私です。
↓こっちだと思ったのに…↓