英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

海外旅行は楽しいけど今じゃない

いつものスーパーにいつものようにお買い物に行きました。
平日昼間なのでいつでもそんなに混んでないのですが、今日はいつもよりもさらに客足が少なめなんじゃないかな〜?でもそのほうが楽だわ〜、なんて思いつつ店内をうろうろしました。

買い物リストとにらめっこしつつ必要なものをカートに入れて、必要ないものを物色したりなんだり、なんだかんだで時間を潰しつつレジに行ってみたら店内が空いてるからか3レーンしか開いてなくて、一番手前のレジに並びました。
そしたら担当さんが「なんでもいいからお客さんと話したい人」で…

早速「月曜からなんかあんまり忙しくなくてねぇ〜!」などとあちらから話題を提供してくれました。
「パブもレストランも開いたからみんなそっちに行ってるんじゃないっすか?」と例によって適当に返事をしたところ、「っていうかみんなアルガーブに行ってるんじゃな〜い?あはは〜!」と明るく毒を吐かれました。
アルガーブとはイギリス人がよく休暇で向かうポルトガルのリゾート地です。
私の元同僚も別荘を持ってたりします。

”海外旅行が解禁になった!”と月曜からグリーンゾーンであるポルトガルに向かって飛行機に乗る人たちのニュースが盛んに報道され、今朝は旅行業界や一般から「政府の指針がわかりづらくてどこに行けてどこに行けないのかはっきりしろ!」なんて文句も飛び出てきてまして。
個人的には「グリーンだろうとレッドだろうと今はどこにも行かない方が得策」だと思ってるので彼らの言い分は理解し難いのですが、レジのお姉さんも「私、まだインド型もあることだし両親をハグすらしてないんだけど、そのハードルを飛び越えて旅行に行けるってすごいわぁ。」と、言い方はアレですが私と同意見のようでした。
なので「Exactly!(その通り!)」「I'm totally with you!(あなたに全面同意よ)」「I can't agree more(これ以上ないくらい同意です)」などと国会答弁の仲間の議員かってくらいひたすら同意だけしていたらものっすごいご機嫌さんになってましたが、なんで私がレジ係の人の接待をしてるんだろうとかちょっとだけ思ったり思わなかったり。
お調子者の哀しい性ってやつかしら?

「政府の指針がわかりづらい」って言い分ですが、とある解説者がニュースで「黄色っていうのは”行ってもいい”って意味じゃなくて”思いとどまれ”ってことだと理解してほしい」って言ってて、はるか昔、自動車教習所で初日に教官からいただいたお言葉みたいで懐かしさが込み上げてきちゃいました。

↓イギリス人、ここからやり直し?↓

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黄色繋がりで道っぱたのバタカップさん。かわい。