英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

スプーンでわらしべ長者できるかな

数日前から子供らが学校に行ってる隙に壁のペンキを塗りなおしております。
とりあえずリビングは終了して、2階の踊り場の部分もほぼ終了しました。
が、一部を黒板仕様にするべく、Chalkboard Paintってヤツを仕入れてあってそれに取り掛かろうとしましたが、缶のフタを開けてみたら水分がちょっと分離しちゃってて。

なので、我が家から徒歩1分にあるちょっとしたコンビニというか、売店を兼ねた郵便局というか、まあそこに行けばピクニック用のプラスティックか木の使い捨てのスプーンくらいなら売ってるだろうってんでチョチョイとお出かけしました。
割り箸とかあればよかったんですけどね、台所を漁ってみてもなかったので、一瞬だけ庭の木の枝でも使おうかとか思っちゃいましたが…ペンキにゴミが混ざるのも困るし。

店内に入り下校時には近隣の学校の生徒さんがいつも群がっているお菓子コーナーをすり抜けて、生活雑貨コーナーに行きました。
紙ナプキン、プラスティックの使い捨てコップはあるんですが、スプーンもフォークすらもないし。
広くはない店内をぐるっと歩いてみてもないもんはない…

商店街まで行くのは雪もちらついてるし、果てしなくめんどくさいと諦めかけていたところに、ちょうど店員さんが裏から出てきたので「すみません、使い捨てのスプーンって置いてないですか?」と聞いてみたら「あー…うーん。何本必要なのかしら?」と逆に質問されちゃいました。
「ペンキを混ぜるのに必要なだけで2本もあれば十分なんですけど、あんまり内容量の多くないヤツならなんでもいいですよ」と答えたら「レジまで来てくれる?」とおっしゃるのでついていくことに。
レジ奥はタバコとかお酒とかが置いてあるんですが、スプーンが「年齢確認商品」なのかしら?とかとぼけたことを思っていたら、すでに開いてる袋からスプーンを2本取り出して「You can just take it(持ってっていいわよ)」と無料で提供してくれちゃいました。

多分店員さんがお昼などで個人的に使ってるヤツを分けてくれたんだと思われますが、なんかそれじゃあまりにも申し訳ないじゃないか。
ってことで「あ、じゃあこのアメと宝くじもください。宝くじ、当たってたら今回のお礼させてね。」なんてギャグも入れてみたら「あら〜!楽しみにしてるわね〜」なんて笑ってくれたし。

今回のおばちゃんトークは私の勝ち。
だけど、店員さんの神対応には到底かなわないです。

↓これでもよかったのかも…↓

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いただいたスプーン大活躍でペンキは塗っちゃったけどさ