英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

盗み聞き

学校の送迎とスーパーへの買い出しだけの日々に戻ってしまって、平和なんだけどこれといって特筆するようなこともない日常です。
いやまあ、先週は連日30℃を超えて、個人宅にエアコンなんて夢にも思ってないような国なので家で一番涼しい1階のフローリングに寝転がってましたが、一行で済んじゃうイベントだし。

今日はちょっと暑いけど許容範囲内の26℃でして、一応普通に行動できました。
そんでもって、とりあえずようやく車の運転を再開したので、隣町の大型スーパーまでお出かけ。
車があるから、トイレットペーパーも一番でっかいパックを買っても大丈夫だし、そういえばそろそろ洗剤も買っておかないと切れそうだし、ついでだから排水溝の洗浄液も買っておこうかな、なんて思いついちゃったので、いつものSainsbury'sの隣にある激安スーパーまで行くことにしました。

駐車場を歩いていたら、3歳くらいの男の子がおばあちゃんと一緒にこちらに向かってきてます。
親御さんが共働きで無料のナーサリーに入れるまでは祖父母が保育をするってのはイギリスではよくあるパターンなので珍しくはないんですが、何やら男の子がおばあちゃんに対して憤慨してる様子。
なので聞き耳を立ててみたら

男の子「だから!違うって言ってるでしょお!!」

婆「だって車が何で動くかって質問でしょ?ガソリンか電気で動くものなのよ?」

男の子「ちがうもん!」

婆「ちがうの?じゃあ、おばあちゃんに教えてくれる?」

男の子「Chips(フライドポテト)だよ!」

婆「え?薪で動くの?」

男の子「Noooo!Chips!Potato!」

婆「え?それはあなたの燃料でしょ?」

男の子「Yes!僕が車の運転するんだからChipsで動くんだよ!」

婆「えええええ?????」

おばあさま大混乱。
おばあちゃんには理解し難いことのようでしたが、少年の中では”僕”が主役なんだからなんの齟齬も疑問もない理論なんでしょうね。
夏休み中、ずっと似たような会話を繰り広げられて少々うんざりしてましたが、よそのご家庭の同じような会話はほのぼのしてしまう矛盾。

↓賛成の反対なのだ↓