英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

お年頃。

上の子がついに決意をしました。
なんの?
ピアス、です。

ちょっと前からクラスメイトの女子がちらほらピアスをつけ始め、それを見て本人もなんとなく気にしているのは知ってました。
「あれは痛いのか?」
「どうやって穴を開けるのか?」
「お風呂やプールで痛くならないのか?」
「つけっぱなしにしてて痛くないのか?」
基本的に「痛い?」の質問ばっかりでしたが、とにかく気にしてることだけはひしひし伝わってきてました。
本人も独自にクラスメイトちゃん達に聞き取り調査をしてたらしく、それらの情報をもとに、ついに私に「マミー、私、やるよ」と宣言してきたのが先月の話。

で、さすがに氷を耳たぶに当てて安全ピンとか布団針で開けるってわけにはいかないですからね。
どこでやるのがベストか、お母ちゃんもリサーチをかけました。
以前はうちの町にも「Claire's」があって、そこでピアッサーを買えば店員さんがガシっと穴を開けてくれるサービスがあったんですけどコロナ直前にひっそりと閉店しちゃったので、隣町のClaire'sに行くか、町に何軒かあるタトゥー屋さんで開けてもらうか、と漠然と考えてました。

そしたら聞き取り済みの上の子が「AちゃんとBちゃんはXXっていうお店でやったって言ってたよ」と教えてくれたのでそれで検索をしてみたら、ハイストリートの一角にあるゴス風味満載のボディピアス屋さんでした。
存在は知ってましたが、中二病っぽすぎておばちゃんは入店したことがなく、そんなお店だったとは知る由もなかったです。

Webサイトを見つけて読み進めてみたら料金表もしっかり出てて、耳たぶのみならず「え?そこも店でやれるんスか?割と医療行為だと思ってたけどいいんだ?」っていう場所もあり、しかも思ってたより全然お安いんでやんの。
耳たぶの料金(ひとつ£15、ふたつで£25)に£10上乗せするだけでやってもらえるらしい。
…ドコとは言わないでおくけど絶対悶絶するほど痛いだろう場所…
一番お高いのが唇だったのが意外というか。

選択肢がそんなにないし、うちが引っ越してきた時からすでにある店だから行政の指導が入るような揉め事もなさそうだし、レビューも悪くなさそうだったので早速予約を入れてみました。
外から見るといつもヒマそうなんですけどね、サイトには「要予約」ってあったからね。一応ね。

予約をしたことをリビングでくつろいでる上の子に伝えたら、普段なら楽しみなことであれば小躍りして喜びを表現する我が子が、何やら覚悟を決めた目になって「うん。」とだけ言うのが面白いけど、ここで笑っちゃいけないんだろうと忙しいフリをしてキッチンに逃げておきました。

オトメゴコロというより思春期?

↓店頭から見えるのはこんなんばっかだったからノーマークでしたよ↓