英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

山形銘菓

その昔、しゃーくちゃんが小学生だった頃。
詳細は忘れてしまいましたが、ご近所さんが山形へ帰省なさってお土産を持ってきてくれたことがありました。
そのお土産ってのが、笹の葉に挟まれた茶色っぽい半透明のゼリー状の板で見た目がでっかいかんぴょうを煮たヤツ?なんて失礼な想像をしたのも覚えてます。
なんせ身勝手な小学生だったしゃーくちゃんはちょっとがっかりしつつも、おばあちゃんがおやつとして出してくれたので食べてみました。

✨やだッ✨
✨めっちゃ美味❤️✨

当時はネットなんてないし通販だって今のように簡単にはできなかったので、私の中では「幻のめちゃウマお土産ランキング堂々第一位」として、のし梅様は燦然と輝き続けていました。
大人になってからは手に入れやすくなったものの、さすがに仕事帰りのコンビニで買えるほど身近ではなかったので手に入った折にはちみちみと大事に食べてたり。

で、そんな私がイギリスになんて来ちまったもんですから、のし梅様は本当に幻の銘菓になってしまい、たまに禁断症状に陥ったりしてました。

なので”もどき”を作ってみた!

まずは練り梅もどきをコイツで作るわけですよ。
洗って切って、ルバーブ200gに対して小さじ1のお塩で火にかけると、水分がどんどん出てきて

こうなる。
煮詰めてる間はマグマのようにボコボコいうから火傷に気をつけてね。
水分を飛ばして練り梅状態になったら出来上がり、なんですが、今回は梅もどき大さじ1に対して、杏ジャムを大さじ4、それにゼラチンを加えてクッキングシートで挟むような形でバットに流して冷蔵庫で冷やしてみました。
いうて全工程がテキトーなので後日再現できるか不安だけどさ。

出来上がりがこれ。地味。
うっすいから冷蔵庫にたったの1時間でいい感じに冷え固まっております。
小さめに切っていざ実食!

…うん、まあ、不味くはない。
不味くはないけど本物には比べるべくもない…
なんつーか、練り梅の塩分がちょっと濃すぎて全部持ってかれる感じ?
次回は練り梅もどきを作る際に塩分を控えて、杏ジャムを気持ちだけ多めにしてみて試作してみようかと。
いや、最初からルバーブをジャムにすればいいのか?

本物を知らない上の子は「やば!美味しい!」って言って喜んでくれましたが、下の子は見た目で拒否でした。
っていうか、もどきじゃなくて本物が食べたいんだよぉ😭

↓もはや恋にも似た気持ち…↓