英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

和食のハードルを下げてください!

昨日の「イギリスへの和食食材、関税引き下げ」の興奮をそのまま引きずってます。

昨年末にニューヨークへ行った際に立ち寄った日本食材屋さんの品揃えと値段の安さに嫉妬していたので、多少でも安くなってくれるなら嬉しいことです。

関税のハードルのみならず、食品安全基準だかなんだかで日本から輸入できない品目も多々あるらしいですが、その辺も是非見直していく方向で話を進めてくれるともっと嬉しいです。
昨日もちょっと書きましたが、鰹節が規制されているのは、和食を世界に広めると意気込んでいる日本側にとっては大打撃なんじゃないでしょうか。

どうやら鰹節を製造する際に付着させるカビがいけないんだとか、発ガン性物質が見つかったとかなんとか、どちらが正しい情報なのかどちらも正しいのかは分かりませんが、そんなような理由でEUで輸入が規制されていると聞き及んでおります。

でもほら。Brexitしたことだし、ね?

話が少し逸れて、先日Tescoの店頭に置かれている無料販促雑誌をパラパラ読んでいたら、かの有名なJamie Oliverさんが「出前せずともご家庭で作れるテイクアウトメニュー」と称して、ラーメンだのチャーハンだのチキンカツバーガーだののレシピを紹介してました。
このラーメンのね、ダシなんですけど、スープストック(コンソメ)を使えって書かれてまして…
鶏ガラや豚骨を煮込めとは言いませんが、せめて煮干しでダシを取るとかして欲しい…
でもそれじゃイギリスのご家庭ではハードルが高いですもんね。
で、鰹節と昆布ですよ。
こいつは茶こしに入れて放置しておけばいいんだし、ダシを取った後でお醤油とみりんで和えれば白メシのおともに早変わりするんだし、捨てるところがなくてサイコーじゃないですか。
昆布の佃煮は正義ですよ?

JETROさん。
味や品質のプッシュも大事ですが、昨今の世論の流れに乗っかってFood Wasteが少ないこともJamieにアピールしてみませんか?
それと、スープストックと醤油じゃなくてラードと味噌でこってりおいしいラーメンが作れるって教えてあげて、味噌の関税も引き下げてください…是非!
西京焼きとかのおいしい味噌レシピも添えて。ね?ね?

↓電子レンジ対応…欲しい…↓