英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

睡眠は心のゆとりに直結してる

昨日の続きです↓↓

yomeintheuk.info

さて、義弟くんの彼女さんに理想論のジャブを打ち込まれて不機嫌なオットを慰めて、顔を洗って1階に降りて行きました。
義母はまだ自室でおくつろぎでしたが、義父と義弟くんはもう朝ごはんを食べてました。
オットがトーストを焼いてくれて食べ始めたところで彼女さんもやってきてみんなで朝食。

彼女さんが「昨日はひとりで大丈夫だった?」と笑顔のかけらもない真顔で聞いてきたので、オットの擁護もしないとダメですけど義弟くんの立場ってもんもあるでしょうから「うん。時差ボケで辛かったからベッドに入ってすぐ寝ちゃった。ひとりでさっさと抜けちゃってみんな気を悪くしなかったかな?」と柔らかめに言ってみたら、義弟くんが「みんな久しぶりに会ったから、そっちに気がいってていつ帰ったのか気が付かなかったよ〜」なんておちゃらけて、その隣の彼女さんは意外そうな顔してるし。
夫婦ゲンカしてて欲しかったんですか?って思いつつも日中の行動予定の確認に話を移してそれ以上は続けませんでした。

夕方義実家に戻って夕飯を食べ、みんなで暖炉の前でまったりしていたら、ヒマになった義弟くんが「なんかボードゲームでもやろうよ。あ、俺が買ったLord of the Ringsのやつは?」なんて言いながら説明書を読み始めました。
彼女さんも一緒にきゃっきゃっ言いながら二人でいちゃこいてて、私とオットはもう電池切れだったのでそんな二人をぐったり眺めつつ、ボードゲームなんて始めちゃったら寝るタイミングを逃しそうだなぁ、などと考えてました。

すると義弟くんがくるっとこっちに振り返って「ルールがいまいちよくわかんないんだけど、ちょっと読んでみてよ」と説明書を渡してこようとしまして、彼女さんも「なんだったらあなたの言うルールで進めてもいいんだし」みたいに親切ごかして強制参加を促してくるし。
説明書の解読よりも、新しいルールを作る方がめんどくさいじゃん…

かぶってた猫が超過労働の連続でストに突入していたのでフィルターが作動せずに「ネイティブのあなた方が読んでわからないものを私が理解したら恥ずかしいんじゃない?」なんて、オブラートに包むどころか火炎瓶にメッセージを詰めて投げつけてしまいました。

クールを装いつつも「やばっ!やっちまった!」と心臓バクバクでオットに目配せをしてフォローを入れてくれと要請してるのに、オットはオットで空気を読めないし自分もダルいので「だよね〜」なんて適当に同意しちゃったり、義弟くんは素直な子なので「確かに!負けらんないからもう一度ちゃんと読む!」とか納得しちゃってるし。
彼女さんは笑顔のままで固まってるし…
そこで義母が「もうお湯も溜まっただろうから、しゃーくちゃんお風呂に入っちゃってよ」と助け舟を出してくれ、これは空気を読んだというよりは彼女の天然さに助けられたんだと今ならわかりますが、当時は本気で感謝しましたね。

一番空気を読めてないのは私だったんだというお話…反省の色?皆無!

スラングもいいけど「遠回しなイヤミ」が言えるほうがイギリスっぽくていいと思うよ↓

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関係ないシリーズ。ここ数日霧で昼でも暗いので、せめて写真で綺麗な夕日でも…