個人的にちょっと面白かっただけの話です。
土曜日、オットが例によって「赤身肉食べたい病」を発症いたしまして、自分で焼いてもらうことになりました。
買ってきたステーキ肉を室温に戻しながら塩胡椒したり、鼻歌まじりでなんか準備して楽しそうだったのはいいんです。
なんせステーキですから、フライパンは煙が出るくらい高温にしてから焼かないとダメなのもわかりますがテフロン加工のフライパンでそれをやりやがるのも、もう何度かやられてるので諦めてます。
っていうか、いいヤツはパッと見て手に取れる場所には置いてないからいいんだもん…
キッチンのドアを閉めて煙を充満させながらステーキを焼いて、子供たちのご飯も用意してくれて、私はテーブルの準備をするだけでよかったので楽々でした。
が、いざ出来上がってキッチンのドアを開けた瞬間、すべての煙がリビングのほうに入ってきてそれにアラームが反応しちゃったので慌ててドアを閉め直してリビングの窓を開けて、なんてやってからオットが自分のお肉を取りにキッチンに戻ろうとしたら、ドアが開かない…
ドアノブが空回りだけして、例によってラッチの部分が動かないのでドアが開けられないという事態を理解した瞬間のオットの絶望顔ったら…
そしてこんな時の決断力は凄まじいというか、あっさり「ガラス、割るしかないよね」とカナヅチを探し始めるもののキッチンのパントリーに入ってるので、唯一こちら側にあるドライバーを使ってドアノブを外してそれを使うとか言い出すし。
オットがそんなことをしている間に、気休めですがガラスが飛び散らないように一応ガムテをガラスに貼ってこちらもサポート。
で、オットがやや遠慮がちに第一打を入れたのですが「がすっ」って鈍い音がするだけでガラスはヒビすら入りません。
第二打は振りかぶってかなり力を入れたのにやっぱり「ごすっ」と言うだけでガラスに変化は見られません。
ここはひとつ、ガサ入れ方式で行こうと木の枠の方に蹴りを入れたら「かちゃ」なんて遠慮がちな音がしてドアが普通に開き、オットはキッチンにすっ飛んでってステーキにありつけた、という小ぶりな事件がありました。
ドラマや映画でガラスを軽々割って家に侵入するシーンとか、あれ、嘘なのかな?
それとも我が家のキッチンのガラスが薄く見えて実は水族館の水槽ばりに厚手なのかしら?
↓我が家の場合は家の中でも必要かもしれない…↓
↓以前あったラッチボルト関連のお話↓