英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

国会傍聴

下の子を学校に送って、戻ってきたところで昼食というのが我々の平日のルーティーンなんですが、昼時のニュースは国会質疑応答のライブ中継で、いつもボリスが早口でなんか捲し立ててるのをBGMにしております。

今日も同じようにテレビをつけてラーメンをすすっていたら、画面にピンク色の髪の女性議員さんがチラ見えしました。
日本にも全身ピンクのスーツをお召しになってる議員さんがいたなぁ、林家一門なのかしら?などと思いつつ、オットに「ピンクの髪でも当選するってのはよっぽど信頼されてるんだろうねぇ」なんて声をかけてみたんですが、それっきり画面にその女性が映らなかったので、ホントにそんな人がいると信じてもらえませんで、だったら傍聴席から確認するってのはどうよ?などと軽口を交わしてました。

でも、イギリス人じゃない私も入れるのかね?なんて聞いてみたら、オットがイギリスに帰国してきたのは大学に入り直して新たにマスターを取るという目的だったので、その間は英語学校の事務のパートをしてたって背景があるんですが「学生さんの国会ツアーってのもやってて入場料が一人£10だったよ。だから外国人も入れるよ。人気ツアーだったよ。」と自分の過去の経験から教えてくれたのですが、そこで私のスイッチが入りまして。

ビザ取得の際に不必要にふっかけて何千ポンドも払わせて、社会保障やら税金もがっぽり払ってるのに、発言すら許されない傍聴席への”入場料”を取るなんて暴挙が本当にあるんだったら、わたしゃ同じように不満を溜めている外国籍の人たちを扇動して暴れるぞ?と。
まあ、テレビで中継してるんだし別にそこまでして傍聴したくはないから行動には移さないですが、気分的にはそんな勢いです。
学校がアレンジしてるツアーなんだから事務手数料とかそんなんでしょ?と答えたのですが「いやいやいや、だったらもっと高い料金設定になってるはずだし」なんてオットも譲りません。

そこまで言うなら調べちゃうもんね!
ってことで、Google先生に「can foreigners spectate uk parliament(外国人は英国会の観覧は可能か)」と尋ねてみました。
結果は、一発目でUK Parliamentの公式サイトに辿り着き、あっさりと下記の文言をゲット。

UK residents and overseas visitors are welcome to watch debates in both Houses from the public galleries. Watching debates in Parliament is free of charge for all visitors.

英国居住者および外国籍の訪問者は傍聴席からの質疑応答観覧が両院ともに可能です。観覧は全ての訪問者に対し無料です。

大勝利💪

オットにサイトの画面を見せたら「ん〜、まあでもほら、僕が手配してたのは15年以上前のことだからね…」だってさ!

大・勝・利💪💪💪

そしてオットが働いてた学校は料金設定が良心的だったってことも判明しましたね。
ノルマを課せられてる所だったら£30は取ってるよ、きっと。

↓タダなんだったらこれ持って行っちゃおうかしら(いや、行かない:反語)↓

f:id:YOME:20210715182233j:plain

関係ないシリーズ。オットが現在ハマってるビール。グレープフルーツ味で夏にオススメ爽やかな後味。っていうかもはやジュース。