英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

体調面の話

さて。
手術の前と後で体調面ではどんな変化があったかのご報告です。(すべてにおいて感想レベルの主観)

動きが制限されるのは予想してたことですが、腹筋って自分が思ってたよりも遥かにいろんな動作で要になっていたようで、あまりの何もできない状況に悲しさを通り越して笑えてきました。
歩くってのは足の筋肉が働いてるからだけじゃなくて、連動して腹筋でバランスをとってるから支えがないとふらつくのね。
言われてみればそりゃそうだってことではあるんですが、体験してみてあらためて腑に落ちたような気分です。
なので移動はほぼすり足な感じに。

見た目の方は、病院内に姿見サイズの鏡がなかったので全身の確認は家に帰ってからだったんですが、麻酔から覚めてすぐは点滴の影響もあって手足がパンパンに浮腫んでました。
でも腕とか足とか、シャワーを浴びて体を洗ってる最中に自分で触ると、ムチムチだった入院前より、皮が余ってフニフニになってるけどその下はすぐに骨って感触。
しかも入院中は粗食とひたすら水という生活だったせいか、家に戻って体重計に乗ってみたら、入院前との差が

驚異の9kg減!!!!

内臓を9kgも切除したわけではないと思うので(医者からの説明なし)明らかに他の要因も相俟っての減量ですよね、コレ。
実家の母とFaceTimeで話をしたら「鎖骨のあたりがガリガリだけど大丈夫?」って言われましたし。

退院して数日経って、以前は足首のあたりでちょっとぽこっとなってた部分が消えてるし、ふくらはぎもひと回り細くなって見えるし、パジャマのズボンがゆるくてずり落ちるので、慢性のむくみが解消されたんじゃないかと思ってます。
足の付け根のリンパの流れを妨げてた強固な堤防がなくなったからね。

ただし。
かっこよく痩せたわけでは全然なくて、体感的にも見た目的にも「だるだる」ってのが一番的確な表現です。
体調戻ったらちゃんと運動しないと一気に老け込むタイプですね。怖。

そして痛みの話。
手術前と直後もですけど、切った痕の生々しさから何かが触れたら痛いだろうとか水が染みるだろうなんて思ってたんですが、フタを開けてみたら傷口そのものは特に何も感じないんですよ。
不思議〜。
ちょっと怖くてタオルでゴシゴシはさすがに洗えないものの、普通に泡をつけてシャワーで流してもなんともないです。

内側の痛みは筋肉も切ってるから動かすとツラいし疲れやすいけど、横になってる分には屁でもないのがこれまた不思議で。
ただし、立ったり動いたりすると、盲腸の位置に割と鋭い痛みがあります。
術後2週間近くになりますけど、まだここは引き攣れた感じがしてます。
子宮や卵巣のあたりはものの見事に何も感じないです。
あ、あと大きな声が出しづらいですね。
腹筋が使えないから。

退院して翌日に不意にくしゃみが出た時は盲腸のあたりに激痛が走って、その後しばらくその部分だけ熱を持って腫れてるような感じになってて少し怖かったですが、翌日にはかなり落ち着きました。
内臓の目的も痛点の有無も違うからかなぁ?
人体って不思議。

↓コレがあれば便利だろうなと夢想中↓

処方されたうちの薬のひとつ。自分でやるのがイヤすぎて夜になると憂鬱…せめてエピペン型にできないもんだろうか…