英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

人生いろいろ

以前ちょろっとどっかで書きましたが、上の子が生徒会に立候補するのしないのって話。
あれ、いつの間にやら立候補してたみたいで、2分間のスピーチの練習とポスター作りに駆り出されて雑用に明け暮れつつ、スピーチの内容を暗記してしまうくらい聞かされる日々でしたが、先日選挙が行われ、生徒会は逃したものの”ハウス・キャプテン”なる称号を勝ち取って帰ってきました。

ハリポタで言うところの「グリフィンドール」とかの寮、ではなくて運動会での「赤組」「白組」の団長的な役割っぽいんですが、じゃあ具体的に何をするのさ?と本人に聞いてみたら「ん?特に何もないかな?」だって…
メインの仕事は生徒会がやるし、運動会では「スポーツ・キャプテン」たちが仕事をするので、ハウス・キャプテンは目立った仕事がないんだそうです。
名前は立派なのにね。
小学校での役職だと履歴書には書けないなぁ、とか思ってしまう心の汚い大人な私。

生徒会とハウス・キャプテンそしてスポーツ・キャプテンを合わせると、総勢20名になるらしいですが、立候補したのは30名。
その中で「生徒会はどうでもいいからスポーツ・キャプテンになりたいんだ!」と3年生の頃から言い続けていたクラスメイトの男の子A君がいまして。
上の子の話によると、生徒会役員は6年生から選ばれるのですが、3年生の頃から毎月手紙を書いて、自分がいかにスポーツを愛していてどれだけ体育の授業に貢献できるのかを綴って担任の先生に手渡していたくらいその役割をやりたがってたそうで。

小学生の少年にしては営業力が半端ないな、と思っていたんですが、このスポーツ愛がアダになったのか、生徒会に立候補してスピーチでも
「スポーツ・キャプテンに俺はなる!(ドン!)」
ってやっちゃったらしく、彼のことをよく知らない下級生にドン引きされたのかはわかんないですけど、A君はあえなく落選しちゃったそうです。

3年間の努力とワクワクが水泡に期してしまい彼のスポーツ愛は一気に枯渇。
「俺はもう…料理でもしながら余生を送るんだ…」とか言い出してるらしくて、以前はスポーツに力を入れてる中学校への進学を希望していたのに、落選してからは「男子校の方が家庭科室の厨房が充実してたからそっちに行く」とか進路まで変更希望してるんだと上の子がタレこんできました。

強い愛が絶望へと変わった瞬間?なのか?

↓よくわかんないけど、生きろ。↓

関係ないシリーズ。M&Sで何気なく買ったコイツが玉子が濃厚でカラメルソースが余るくらい大量で激ウマでした。