英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ローストポテト

前回のロースト・ディナーの話関連。

下の子のクラスメイトの子が今週お誕生日だったそうで、週中なのでパーティなどはしなかったようですが、本人にリクエストを聞いて家族でちょっと豪華なお夕飯とケーキにすることにした、とWhatsAppで語り始めたお母さん。
A君のリクエストは「ローストビーフ」だったそうで、お母さんもお父さんも働いている中で調理に時間のかかるものを選ばれちゃった😭とグチから入り、それに応えるように他のママさんたちが「ならばまずはコレから下ごしらえをして、次にアレして、オーブンにはこの順番でぶっ込む!」みたいな回答がずらずらと並びました。

とあるママさんが「ローストポテトはエアフライヤーを使うと時短になるわよ!」と言ったのを発端に「完璧なローストポテトとは」という議題に変わりました。

あるママさんは「冷凍のAunt Bessie's のヤツが下ごしらえ済みだしいいよ」と言ったかと思えば、別の人が「めんどくさいヤツって言われるのはわかってるけど、私こだわりが強すぎて、自分が作ったものでないと許せないのよね」と言い出し、使うのはどのおイモで、茹で時間がどれくらいでどのメーカーの鴨脂でアレでコレで、と説明してくれたと思ったら、別の人がオリーブオイルでこうしてああしてするとカリッとできるよ、などと説明合戦に突入。
気がついたらロースト関連の発言が100件を超えてました…

イギリス人にとってのローストポテトってのは、日本人にしてみたらおふくろの味的なそれぞれの家庭でのこだわりがあるものなんでしょうね。しらんけど。
珍しくもイギリス人の食へのこだわりが垣間見えて、いつものどうでもいいゴシップにもならない話とは違って、大量のポストも飛ばし読みしないで全部拝読させていただいちゃいました。
ちょうどクリスマス時期で非常にありがたい情報ですもん。

ちなみに我が家はかなり適当で、ベイクドポテト用として売られてるジャガイモを適当な大きさに切って茹でて粉吹き芋状態にしたところでタピオカ粉をまぶし、鴨脂は苦手なのでオリーブオイルを垂らしかけてさらにバターを適当に落とし込んでニンニクのみじん切りをふりかけて、200度のオーブンで焼き色を見ながら20分とかそこら焼いて最後に塩とパセリを振って完成です。
全部目分量で大雑把です。
なんなら最初に紹介されたAunt Bessie'sとやらを使って楽してみようと目論んでます。

↓そろそろ買い替えないとなぁ…↓