英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

食の好み

週末に、ここ数年ですっかり恒例となりました義父母との食事会に行ってきました。
以前にも行ったことのある、我が家から北に2時間弱ほど行ったところにあるパブだったんですけど、北に進むにつれて道に雪がちょっとだけ積もってて子供達のテンションが上がり、私のテンションはダダ下がり…
着いた時にはもう雨に変わってて雪もベシャベシャで遊べる状態ではなかったのでそっと胸を撫で下ろしたのはここだけの話。

で、義父母は相変わらずパワフルでごきげんさんでした。
義父母に挟まれる形の座席配置でして、彼らに挟まれると、声がでかいから耳元で爆音を聞かされるハメになるのがちょっとキツかったけど、もうコレばっかりはしょうがない。
私もいつかゆく道だ、と…

今回は特にツッコみたくなるようなネタは義父母から提供されることはなかったんですけど、注文した食事内容で今後私が気をつけないといけないことを発見しまして。

義母以外はみんなロースト・ディナーを注文しまして、義母だけ魚介のパスタにしたんですよ。
それは別に好き好きですから、なんの問題もないわけで。
わいわい話をしていたらあっという間に食事が提供されてきまして、メイン料理も美味しいし、付け合わせカリフラワーチーズもホクホクで、蒸し野菜たちもいい感じの火加減だったし、サービスも申し分なく、もりもり食べつつふと義母の方を見ると全然食が進んでない様子で。

私から声をかけていいもんか悩んでたら、義父がそれに気がついて「ああ、辛いの?」と言って自分のお皿と交換しようと提案してましたが、義母は「いいのよ、私が自分で頼んだんだから」とソースを削ぎ落とした魚介だけを食べてまして。
「この人(義母)はちょっとでも辛いと食べられないからさ」と肩をすくめる義父。
オットはそんな情報一度も言ってくれたことなかったんですが、スパイシーなお食事は苦手らしい。

以前我が家に御父母が来た際に、カツカレーを出したんですよ、私。
カレーなら全然大丈夫ってオットがいうからそうしたんですけど、メニューに辛いと表記されていないちょっとしたアクセント程度の鷹の爪すらダメってことは、甘口カレーもきつかったんじゃなかろうか、と。
チキンカツとトンカツの2種類を用意してたのでそれで救われたけど、今後はスパイス入りのものが作れない。

もうね、イギリスのガチ保守系の方々の食事はどこまでが許容範囲なのか実験してみたいと思いつつ、ただの意地の悪い嫁だと思われても嫌だな、とか、メニュー選びがどんどん難しくなってしまった出来事でした。

↓肉焼いてコレかけておけばもう和食だと思うだろうし↓