英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

秘伝の書

冬休みが始まってしまいましたー。
こうなると、あれこれやらなきゃいけないのは分かってるけど、気がついたら年が明けてたって状況になるのは目に見えてるしゃーくちゃんです。

子供たちはお休みでもオットはまだ在宅で仕事をしているので、どうやって静かにしててもらうか、ちょっと前のロックダウンの際にはヘトヘトになりながらも対応してましたが、子供達も多少育って自分で遊びを見つけたり、いざとなったらiPadで凌いでみたりしてます。
ロックダウンじゃないから、Netflixなどなどもいろんな新作が出てるし。
ダメ母です。

動画配信といえば、上の子はお友達からの影響なのかわかんないですけど、2001年宇宙の旅とかオーメンなんかの古めの映画にも興味があるらしく、長めのお休みの時にちょろちょろ鑑賞してまして。
ちょっと前のハーフターム中にMen In Blackやゴーストバスターズを一緒に見たらかなりハマってくれたし。
グラフィックがしょぼいとか言われるんじゃないかと身構えてましたが、そこについてのコメントはなく、音楽がキャッチーで楽しいと下の子と一緒に踊ったりしてました。

で、上の子が学校で話題になったのか「エクソシストって怖い映画なんでしょ?見てみたい」とリクエストしてきまして。
確かにホラーだけど、オーメンも見ちゃってるしなんなら鬼滅を見ても平気だったし、大丈夫なんじゃないかなー?と思っていたところにいい具合にオットが通りかかりまして、上の子が「ねーねーダディ、エクソシストってどのサイトで見られるの?」と質問しました。
すると意外なことに、オットは「あれは取り憑いた悪魔の言葉が汚いからまだ見ちゃダメ」と珍しく子供のリクエストをバッサリ却下してこっちがびっくりですよ。
ホラー要素じゃなくて言葉の汚さで却下ってのも盲点で。

上の子は多少膨れっ面になったものの、割とあっさり納得してそれ以上駄々をこねることはなかったのですが、今度は「っていうか、日本語で汚い言葉ってあるの?」とこっちに矛先が向いちゃいました。

日本語で悪口雑言。
まあ、山ほどあるといえばあるけど、当たり前ですが日本語の教科書にそんな言葉は載ってないから上の子は目にする機会はほぼありません。
なのでちょっとしたいたずら心で「日本人は忍者の末裔だから、悪口は暗号として秘密にしてて日本語検定1級になったら秘伝の書をもらえるんだよ」とホラを吹いてみたら、信じちゃいないでしょうけどなんかやる気スイッチが入ったらしく、その日は寝る時間までDuolingoで日本語のお勉強してました。

でも例文が「お茶と水ください」とか「やさしい弁護士」だからねぇ。
秘伝の書を手に入れるのはまだまだ先だね。

↓他言語を直訳って難しいよね↓