英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ごめんなさい

いよいよクリスマスまでカウントダウンです。
両隣の家はすでに帰省なさってるので騒音出し放題!って、別にパーティする予定もないし、うちはいつも通りの生活をするだけの話ですけどね。

子供を連れて町まで買い物に行ったのですが、予想通り激混みで。
いや、混んでるというよりは、なんかみんな気が急いてて余裕がない感じ?
イギリスに限ったことじゃないですけどね、年末のこのざわつき感って。

そんな感じで町にいてもあんまり楽しくないので、必要なものは買えたので子供たちにお家でおやつにするからさっさと帰ろうと声をかけて家路に着こうとしたら、インド系のお兄さんがすごく穏やかに私に微笑みかけながら「Do you speak English?」と聞いてきました。
ええ、まあ、一応は。
っていうか、あんた私が子供と話してるの聞いてただろ?と警戒心をむき出しにしつつも、子供たちの手前下手な行動は取れないし。

そんな一瞬の隙をついて、立板に水って感じでお兄さんが「私どもはスピリチュアル研究をしているグループでして、毎週火曜日にそこのコミュニティセンターで会合を開いてるんですよ。主に瞑想をしてるんですが、他にもこういった偉人の名言などを勉強するための本もありまして、例えば写真にあるダライ・ラママーティン・ルーサー・キングネルソン・マンデラだけでなくビートルズの歌詞についても解説したりしてましてね、ぜひ一緒に語り合ってみませんか?」みたいにすんごくグイグイ来られました。

偉人の名前を列挙されてる間、どうやって断ろうかなーと考えてた矢先にビートルズの名前が出てきたので、つい咄嗟に「あ、ごめんなさい、私ビートルズって嫌いなの」とお兄さんのセリフに被り気味に答えたら、「え…?」って凍っちゃったので「Sorry! You have a nice day!」といい人っぽい感じで子供の手を引いて脱出することができました。

ビートルズに関しては積極的に好きではないけどアンチでもないです。
でも列挙されてた偉人についてあれこれ言うとなんか問題になりそうだったから利用させていただきましたが、普通に「No thank you」で断ればいいだけなのにね。
私も気が動転してたんでしょうね。
ごめんね、ビートルズ

↓日本には写経ってもんがあって間に合ってるんだわ。やったことないけど。↓