英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

勘弁してくださいよ

夕飯後のまったりタイムに上の子がなんの脈略もなく
「ねぇマミー。”HENTAI”って英語ではどういう意味なの?」
とぶっ込んできました…

ヘンタイってのは…不名誉ながら英語になっちまった”HENTAI”ってのは日本で言うところのエロマンガ
ポリコレ的なBLやらGLは今のご時世は某アニメ大手のD社さんもN社さんも取り入れてるから今更だけど、もっとディープな話になってくると子供には説明できない、というかしたくない…
変体(Transform)って言って逃げることもできるけど、納得しないで自分でググって結果的に悪い方の画像やらサイトに辿り着いちゃうのはもっと困る。
ってのを0.01秒くらいで脳内会議をして、素直に直訳の方の「Pervertだよ」と答えました。
上の子の返事は「あー、なるほどねー」。

努めて自然に、私の持てる演技力のすべてを使って涼しい顔を作って「なんでいきなりそんな質問?」と軽いトーンで聞いてみました。
内心ドッキドキでしたが。

「5年生の男の子がね、”俺はヘンタイなんだ!”って言いながら手当たり次第に女子に抱きついたりしてくるから何かなーと思って。」
と言われて、すかさず「それはヘンタイじゃなくて犯罪だよ?先生は知ってるの?」と確認してみたら、クラスメイトのTちゃんのお母さんから校長先生に抗議が上がってて、また同じことがあったら警察に通報するってことになってるらしいです…
やらかした子はもうすでにDetention(謹慎)は喰らってるそうで、校長先生も次回警察を介入させることに同意してその旨は保護者にも通達済みだそうで。

こんな重大な案件を子供から聞かされるってどうなんだ?
でもその男の子の人権とかもあるだろから広範囲にアナウンスできるような内容でもないし…
モヤモヤしつつも、アナウンスがなくても毅然とした対応でダメなものはダメって姿勢の学校でそこは安心しました。
「その子とは距離を置いて、それでもなんかあったらすぐ先生に言ってマミーにもすぐに教えてね」と上の子には言い聞かせました。
任せっきりにはもちろんしないですが「学校がちゃんとみてる」と思わせてくれるのは親としてもありがたいことです。

しかし、日本語がこんなところで変なふうに活用されているのはちょっと、というよりも、かなり嫌だわ…
イギリス人にも有用なKAIZENとか、なんならSHOKU-IKUとか、もっと、こう、あるだろう?と。
ホント、子供って悪い言葉から覚えちゃうから困るわ…

↓無害なら…まあ、うん。↓