英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

Strike First!(先手必勝)

お題「気になる番組」

ネタがないのではてなさんに頼って「今週のお題」スロットをしてみたらこんなのが出てきたのでちょっとだけ語っちゃおうかな。

オットと一緒に最近ハマっているのが「Cobra Kai(コブラ会)」です。
Netflixで配信されててもうシーズン3まであるらしいですが、二人揃ってまとまった時間が取れずにまだシーズン1の後半を観ている段階です。

こちらの番組、邦題「ベスト・キッド」、原題は「Karate Kid」の30年後という設定で、ちゃんとオリジナルの役者さんを揃えてて、ダニエルさんは中古車屋・修理屋さんの社長として支店もあって大成功してますが、オリジナルの映画でライバルだったいじめっ子のジョニーは見事なまでに落ちぶれているところから話が始まります。

ダニエルさんの「営業職でございます」なウザさも笑えるのですが、ジョニーがちょいちょいセリフに入れてくる微妙な「Karate用語」が面白くて目が離せないという歪んだ視聴方法を採用してしまって、どのエピソードでもニヤニヤ笑いが止められません。
ジョニー、あなたホントはいい奴でしょ?って。
しかし、この視聴方法は恐らく英語で(字幕で)観ないとダメだと思います。
いや、日本版では吹き替え機能がついてるのかわからないですけど。

道着を「Gi」、師範を「Sensei」、そして少年が「空手スクール」と言ったのをわざわざ「No, it's ”Dojo".」といちいち訂正を入れてるくるあたりがツボです。

オリジナルの映画ではお箸でハエを掴んでいた「ミヤギさん」役のパット・モリタ氏は残念ながらお亡くなりになってしまっているのですが、写真や回想シーンなどでお姿を拝見できて、やはり彼なしではKarate Kidは成立しないとしみじみしたりします。

我が家の近所にも空手教室がありまして、上の子のクラスメイトでその教室に通ってる男の子が以前わざわざ私に「僕ね!日本語で10まで数えられるんだよ!」と正拳突きをしながら英語訛りのカウントを披露してくれたこともあって、なんかもう、Karate Kidは私の人生に必要不可欠なんじゃないだろうか、などと妄想しております。

しかし、タイトルをKarate Kidからわざわざ「ベスト・キッド」に変えるほどの必要性ってあったのかな…?

↓ダニエルさんは豆絞りに梅紋ですが…これはこれでお土産にウケそう↓