英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

あきんど

じわじわと数年をかけて、イギリスのスーパーでも外国の食材が手に入りやすくなってきてました。
日本食限定でいえば、海苔はほぼどこでもでに入るし、パン粉、醤油、マヨネーズなんかもちょっと大きめな店舗に行けばビッグブランドの商品(ただし製造はアメリカとか欧州)が買えるようになったのも嬉しいし、宝酒造さんが某社を買収してから取扱商品や店舗もどんどん増えてありがたく利用させてもらっておりました。

どっこい、そんなところにコロナですよ。

海運が止まっちゃっていろんな商品が品薄になりまた昔に逆戻りしていたんですが、それも最近は少しづつ解消に向かってるっぽい体感。
いまだに冷凍うどんが近所で見つからないのが悲しいですが、それなりに和食ライフを満喫しております。

で、今週またオットがロンドンに行く予定があるということだったので、一人ランチは納豆ご飯にしようと決めて町のアジア食材店に行きました。
納豆を手に取って、ついでに豆板醤とか油揚げとかをカゴに入れてレジへ。
店主のマダムがレジを打ってくれたんですが、納豆をスキャンしつつ「あなたラッキーねぇ。納豆はずっと品切れ状態で今朝入荷したばっかりなのよ。ずっとお客さんから問い合わせがあったんだから。」ですって。

納豆は日本からの輸入品ですから海運の方が滞ってたのかなんなのか知りませんが、そっちよりも問い合わせが入るほど納豆が普及していた事実の方にびっくりです。
なのでそのまま「納豆がそこまでこの町で受け入れられてるなら喜ばしいじゃん」と答えたら、マダムは笑いながら「そうよね〜。あ、これで全部?買い忘れはない?」と営業もかけてきました。

実はここ数日、黒胡麻を探してあちこちのスーパーを渡り歩いてて、今日もあれば買うつもりでいたんですがお店になかったので「I guess Natto is back but black sesame is in shortage now, isn't it?(納豆は戻ったけど今度は黒胡麻不足みたいじゃない?)」と冗談めかして言ってみたところ「I have it here!(ここにあるわよ!)」とレジ脇のカゴから小分けにされているゴマを出してきて買うとも言ってないのにスキャン。
いやまあ、あるなら買うけどさぁ…この前売りつけられそうになったササニシキ20kgと比べれば、重量的にも金額的にも軽いからね。
マダム、相変わらず押しが強いです。

↓納豆の次はこれが流行ってほしい…↓

なんか怪しげな取引をしてる気分になりました。これは黒いけど。