英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

過保護

年度末恒例、上の子と下の子の学校が合同で「Social Evening」というイベントを行いました。
PTA主催で、校庭でピクニックをしたり屋台が来ての夏祭りみたいなもんを想像してもらえば当たらずとも遠からずって感じの資金集めパーティです。
去年は下の子は骨折してたのでまったくもって楽しくなかったと不平を漏らしていましたが、今年はクラスのお友達とバウンシーキャッスルをハシゴして回ってました。
上の子も同様にお友達と消えてしまい、私は日陰から一歩も出ずに済んで一安心です。

ボケーっと校庭を眺めていたら、遊び疲れた上の子が休憩しに戻ってきて、ちょうどその時に仕事が終わったオットも合流して「あれ?Lちゃんと一緒じゃないの?」と上の子に聞きました。
Lちゃんはここんところ夕飯時の会話でもよく名前が出てくるお友達なんですが、そういえば今日は一緒にいないな、と。

上の子「Lちゃんのお父さんは今日は夜勤で、お母さんは遅番だから学童に行ってる」

オット「でも学童の子はあっちにいるじゃん」

上の子「Lちゃんのお母さんが心配性だから今日は教室から出ちゃダメって言われてるんだって」

私「なんだ。先に言ってくれれば、ママさんと話してイベント終わってからうちで夕飯とか、なんだったらお泊りもできたのに」

上の子「いや無理だよ。お泊まりなんて何ヶ月も前から約束しないとダメらしいし、どこに行くにもAirTag持たされてるから言われたとおりにしておかないと後でバレると大変だって言ってたよ」

オット&私「Oh…」

上の子「修学旅行でAirTagをホテルに忘れてきちゃって、その時に”うちの子が帰りのバスに乗ってない!!”って学校に乗り込んでったんだってさ」

…気持ちはわかる。
親としては色々心配になるよね。
なるんだけど……
いや、本人には当然言わないし、子供の前でも言わないけどさ、それじゃ自主性も判断力もつかないまま大人になってしまわないかってそっちの方が心配になるほどの過保護っぷりに引いてしまいました。

毎年のことですが、学童の子達は色付きのベストを着ていて遠くからでもすぐわかるようになってるし、校門にはPTAの人が立ってるから子供だけで外に出られないようにしてあるし、学校の敷地内だったら自由にさせてあげてもいいんじゃないか、と思いつつ、よそ様んちのことだから「あー、そうなんだー」で流しておきました。

↓むしろ私が非常識なんだろうか?不安になってきた…↓