英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

入院体験記1

ぼちぼち書いていきます、手術の話。

手術初日は朝の7時半に病院に来るように言われてまして、そうなるとラッシュを避けるにも家を6時ちょいには出ないといけない。
オットに送ってもらうとなると子供たちも連れて行かないといけないけど、それは色々めんどくさいということでタクシーを使うことにしました。
電車だと一旦ロンドンに出てから路線を変えてまた北上するようなルートになるので非常にめんどくさいし。

で、朝の5時に起きて例の「手術前に飲むドリンク」をシャワーの後で飲んでみました。

なんかボトルの見た目的にドロッとしたバリウムっぽいものだろうと勝手に想像してたんですが、サラサラのスポーツドリンクのような爽やかさで、味もなんとなくゲータレードの甘くないバージョンでした。
思ってたよりも全然飲みやすかったです。
おいしくはないけど。

そんなこんなしていたらタクシー会社からテキストで現在位置が送られてきて、バタバタと出発。
家族はまだ寝てたので、起こさずにそのまま家を出てタクシーに乗り込みました。
運転手さんはやたらと話しかけてくるタイプの人で「行き先が病院って、手術なの?頑張って!」などと励ましてくれるのはいいんですが「あの病院の周辺は治安があんまり良くないからね〜」とかのいらん情報までくれるし。
病院の中が平和なら外はこの際どうでもいいけどさ…やめてよ、もう…
運転手さんの見た目がスキンヘッドのゴリマッチョにタトゥーまみれなあたりで発言の信憑性が高まっちゃうから困ります。

小一時間ほどのドライブで無事に病院に着いたのはいいんですが、巨大すぎ&改装工事中で敷地内で迷子になり案内板の前で途方に暮れていたらクリーニング業者のおっちゃんが「迷子?どこの病棟に行きたいの?Elizabeth Ward?後ろの二つ目のビルだよ!」と教えてくれました。
どの病院も婦人科系の病棟の名前は大半が「Elizabeth Ward」なんですよねー。

で、言われた通りの建物に行ったんですが、なんというか雰囲気がバイオハザード
着いたのが朝7時ですから人はいないし廊下の電気はついてなくて暗いし、建物はかなり古いし、なぜか警察官がひとりで暗い待合室の椅子に座って携帯いじってるし…
Elizabethって場所なのに雰囲気は世紀末感の漂う世界で、これから改造手術される人な気分。

↓PreOpはこれにも近い感じの味かな?こっちのがぜんぜん美味しいけど。↓