英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ハロウィンとTJT

ちょっと遡りますが、先日はハロウィンでしたね。
オットはホリデー明け早々に出張だったので、今回私が初めて子供たちを連れて家々を練り歩きました。
思ってたよりも3割引でカボチャを玄関先に出している家が見つからなかったです…
やっぱりアメリカ文化だからイギリスではそこまで浸透していないのか、それとも昨今の物価高などなどで「今年は経費削減としてハロウィンはやりません」ってご家庭が増えたのか、どっちだろう?

そんなことを思いながら子供たちと夜道を1時間以上歩いていたら、暗がりからママさんがご自分のお子さんに「寒いしもうたくさんお菓子もらったから帰ろうよ」って言ってるのが聞こえて、「ですよねー!」って返したい気分でした…
我が子たちの粘り腰には感心するとともにうんざりもする、それがハロウィン。

道中、子供たちのクラスメイトの子の何人かとすれ違いましたが、”一番怖い人の仮装”として「税務署員(Tax man)」の看板を持って歩いてる上の子のクラスメイトの男の子が印象的でした。
男の子の大半はマーベルヒーローだったり、ジェイソンとかの殺人鬼系の仮装をしてたのに、彼だけスーツできっちり七三分け、ジャケットの下にはご丁寧にニットのベストを着込んでるし。
税務署員っていうよりは、高校時代にお世話になった英語の岡田先生(愛称:岡ティー)を思い起こさせられました。
その節は、世話の焼ける生徒で申し訳ございませんでした。

翌日以降収穫したお菓子ばっかり食べるのもよろしくないからってことで、たまにはこっちも食べなさいと子供たちにミカンを出してみたりしました。
ちょっとお菓子に飽きてたのか、割とすんなり手にとって自分で皮を剥いて食べ始めたんですけど、下の子がぼそっと「This MIKAN is TJT...(このミカンはTJTだね)」と言ってるので「TJTってなにさ?」と聞き返したら「Too juicy tangerine」だそうです。
クラスで誰かが言ってたのを真似してみたそうで。
我が子のクラスにDAI語を駆使する子がいるらしい…

DAIGOって言っても子供たちには謎の人だし、オットも確実に知らないから話しても「ふーん」で終わっちゃうのが目に見えてるので、日本のことをわかってる人に晒してスッキリしておこうと思います。
っていうか、ひょっとしてTJTって言いたいがためにあっさりとミカンを受け入れたんじゃないかという疑問も残りますが、どうだろう?

↓彼、今こんなことになってるの…?↓

関係ないシリーズ。ご近所の猫さん。この後ガッツリ頭突きされました。嬉しいけどスネが痛いのよ。