英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

英語になった日本語

お昼を食べながらBBCのニュースを見ていたら、重大ニュースの合間の息抜きの話題としてオックスフォード英語辞典に新しく外来語が載せされることになり、日本語由来の言葉がたくさんあります、なんて紹介してました。

例として挙げられたのが

MANGAKA ー 漫画やアニメを作る人

KATSU ー 肉(主に鶏)、野菜や魚に小麦粉、玉子、パン粉をつけて揚げたもの

TONKOTSU ー 豚の骨を煮出したスープに麺を入れたラーメンの一種

DONBURI ー 米飯の上に魚や肉、野菜などを乗せた料理またはその器そのもの

KINTSUGI ー 欠けた器などを漆を使って繋ぎ合わせて修復する技法こと

なんて感じでした。
どんぶりと言えずに”どんびゅぅりぃ”って発音してるアナウンサーさんがなんとも風流でした。
”金継ぎ”もちょっと怪しかったです。

カツってのは”日本風カレーの総称”だと思い込んでる人が私の周りにたくさんいるし、実際スーパーで売られているKATSU Curryにはチキンカツっぽいものが入ってるものの、カップ麺などのカレー味が”KATSU Curry Noodle”とか書かれてたり、カレー味のポテチに”KATSU Curry”なんて書かれててイラッとしてましたので、今回辞書の権威であるOxfordさんがきちんと定義してくれたので溜飲が下がったというか。
でも、日本人的にカツと言ったら豚なんじゃないかなぁ?とか新たなモヤモヤも生まれましたけどね。
それとも最近は日本でもチキンカツの方が優勢なのかしら?

どんぶりに関しては、器よりも料理としての名前の方が先に紹介されるあたりちょっと苦笑いです。
まあ、意味に関しては間違ってはいないんだけど、彼らが興味を示すのは料理の方が先ってことなのかな?と。

で、これを書くにあたってソースを添付しようとネットを漁ってみたらデイリーメールの記事を発見して一応目を通してみたんですけどね。

www.dailymail.co.uk

紹介の部分に”HIBACHIは20世紀初頭にアメリカに持ち込まれて広まってなんちゃら”って書かれてたんですが、”どちらかといえば暖房目的の意味合いよりも、鉄板焼きのグリルとしての意味合いが強い”みたいなことが書かれてました。

え?
それは七輪なのでは…?
火鉢はせいぜい鉄瓶で湯を沸かすとか、お餅や干し芋イカを炙るのに使うくらいでガチの料理は七輪でだと思ってましたが、私が間違ってますかね?
鉄板焼きは鉄板であって”鉢”じゃないと思うんだよなぁ。
解せぬ。

↓思ってたよりも意外と安いことが今回わかりました↓