英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

ブラブラ散歩

 葬儀は無事に終了したようで、ちょっとの涙はあったものの、ご両親は元気に戻ってきました。形見分けのなんだかよくわからない絵画を持って…
すごい価値があるのよ!と義母は力説なさってますが、私の目には暗〜い色調の風景画にしか見えない、けど、きっと思い出バリューが詰まっているのかもしれません。多分…

で、義父母とオットが出かけている間、私と子供たちは特にやることもなく、準備しておいたドリルもお昼前には片付けられてしまったので、ご飯の後でちょっと街まで散歩に出かけました。

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これはよそのおうちの前に毎年繁っているなんかのマメの花です。恐ろしいほどの繁殖力で、初めて見たときはプランターに植ってたのに、気がついたらどんどんご近所や道路に浸食していってます。可愛いピンクのお花だけどこの繁殖力には敵わないだろうから我が家には絶対植えないでおこうと思った景色です。
ただでさえお隣さんのクレマチスがどんどん浸食してきて困ってるのに、これ以上ツル系の植物が増えたら大変なことになっちゃうし。

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そしてこちらが以前ちょこっと書いた顔がある石です。
上の子いわく、見るたびに玄関の右だったり左だったり、とにかく移動を繰り返しているようで、クラスメイトの間でも街の七不思議として語り継がれているそうです。私が適当に作った「この石の精霊がご近所を夜な夜な闊歩している」というネタも加味されているらしく、どうしたもんだか…
ただの勘違い、もしくは悪ガキどもが蹴っ飛ばして遊んだりしてるだけだと思いますが、面白いからそんなこと教えてあげないんだもんね。

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そしてキモい石を見たあとのなごみ風景。道っぱたの葉っぱ溜まりをクッションにしてお猫さまがくつろいでらっしゃいました。
下の子が自分のおやつでお猫さまの気を引こうと頑張ってますが完全に無視されてます。よーく見るとただの灰色の毛並みではなく濃いめの灰色で虎模様になってて面白い子でした。灰色地に灰色のトラ模様ってのは果たしてなんて名称なんでしょうかね?

こんな感じであてどもなくぶーらぶら歩いて家に戻ったら、思ってたよりも早くオットたちも帰宅してきて、って、そう言えばオットたちが帰ってきたところで塩を振らなかったけど、ここはイギリスだし、ま、大丈夫かな。キリスト教徒の霊に塩がきくとは思えないし…

↓イギリスに来るときに母が持たせてくれたけど…こちらで仏教の葬儀に出る日は多分来ないと思うの…↓