英国。色々あるけど住んでます。

イギリス生活の日記とか回顧録みたいなもの

スポーツドリンクの世界。

日本を代表するスポーツドリンクであるポカリの歴史を、CNNという思いがけないソースから知ることとなりました。>>こちら

ポカリって、旅行に行ったアジア圏のコンビニなどではよく見かけたのですが、イギリスでは日系や中華系のお店でしか見つけることのない商品で、かと言って私は運動を嗜む人間ではないため、スポーツドリンクの種類やらなんやらにはあまりくわしくないし不便も感じずに生きてきました。
ところが去年あたりからSainsbury’sでアクエリアスを見かけるようになって、オットがたまに「懐かしい〜。日本にいた頃よく飲んでた〜♪」とか言いながら買ってくることが何度かありました。
「二日酔いのときにはポカリよりアクエリの方が味が薄いからちょうどいいんだよね」だそうです。最初から二日酔いになるような飲み方をしなければいいんじゃね?とはあえて言いませんでしたけど。

f:id:YOME:20200804051355j:plain

日本では見なかったフレーバーが揃っております。売れ筋はやっぱりレモン味のようで。

それはともかく、初めて店頭で見た時は「あら、ポカリさんったら遅れをとってるじゃないですか」なんて適当な感想しか思い浮かばなかったのですが、そういえばカルピスは欧米で名前をCalpicoに変えてひっそりと販売されているので、ポカリもそうすればいいのになんて思ったり。
責任を取らなくていいから勝手なこと言ってます。ごめんなさい、大塚製薬さん。

記事の最初の方で「Back to the Futureの小道具としてひっそりと置かれていた」なんてトリビアを得て、写真にあった缶のデザインが通学路の自販機や銭湯に必ず置いてあったあの細長いスタイルでものっすごく懐かしくなり、オットに記事を見せたら「ふーん」で終わっちゃったのはちょっと悲しいですが、記事の最後で「発売当時から変わらぬレシピ」という部分を見つけ、これはあと60年くらい変えずに、しかもレシピをとことん門外不出にすれば「スポーツドリンク界のコカ・コーラ」になり得るのでは?なんて夢想は広がっていくばかりです。

ここ最近、上の子がYouTubeで「コカ・コーラのレシピを手に入れたら一攫千金」みたいなものを視聴したらしく、しつこく「家で再現してみたい」と言い張っててその影響でポカリがなんとなく「3代前から続く秘伝のタレ」みたいに見えてきてしまいました…

そして、子供の頃に粉のポカリをコップに出して、アイスの棒とかお箸につけてちまちま舐めてて母に叱られた、などというどうでもいい思い出も蘇ってきました。

みんなやってたよね?ね?

ティーンの頃はこれがやたらとカッコよく思えてよく飲んでた。↓